海外旅行のカード選びは、メインカードを1枚決めたら終わりではありません。
ホテルや交通機関の支払い、海外ATMでの現金調達、プリペイドが通らない決済など、1枚だけでは不安が残る場面があります。
私は普段の海外決済では IDARE を優先していますが、それでも Visa か Mastercard のクレジットカードは必ず持っていきます。
この記事では、メインカードの次に何を持てば安心しやすいのかを、順番に見ていきます。
- 支払い用のサブカード
- ATMキャッシング用カード
- プリペイドカード
- 保険を少し厚くするためのカード
先に結論を言うと、考え方はそこまで難しくありません。
- まずは、支払い用に Visa か Mastercard のクレジットカードを1枚持つ
- 現金も使うなら、ATMキャッシング用カードは別で考える
- 海外事務手数料が気になるなら、IDARE のようなプリペイドを補う形で使う
この3つに分けると、かなり迷いにくくなります。
サブカードは、2枚目のぜいたくではありません
海外旅行でサブカードが必要になるのは、「予備があると安心だから」だけではありません。
1枚では足りない場面があるからです。
サブカードを考えるときは、まず次の3つに分けるとわかりやすいです。
- 支払い用の Visa / Mastercard
- ATMキャッシング用カード
- 必要に応じた保険補強用カード
私はマリオットアメックスプレミアムをメインにしています。
ただ、普段の海外決済は、いつもクレジットカードから入るわけではありません。
実際には、IDARE、Revolut、クレジットカードの順で使うことが多いです。
それでも Visa / Mastercard のクレジットカードを外さないのは、プリペイドだけでは足りない場面があるからです。
まず考えたいのは、Visa か Mastercard のクレジットカードです
海外旅行のサブカードで、最初に考えたいのはここです。
AMEX や JCB をメインにしていても、海外では使えないことがあります。
ホテルや公共交通機関ではクレジットカードがあった方が安心なことがありますし、予約や支払いでも Visa か Mastercard を持っていた方が困りにくいです。
最初の1枚としては、VisaでもMastercardでも大丈夫です。
大事なのは、AMEX や JCB だけで組まないことです。
支払い用のサブカードは、この4枚から考えるとわかりやすいです
支払い用のサブカードは、候補を増やしすぎるとかえって選びにくくなります。
そこで今回は、Visa / Mastercard で持ちやすく、年会費の負担を増やしすぎず、ポイントも使いやすいカードに絞って見ていきます。
1番手で考えたいのは JQ CARD エポスゴールドです
私なら、まず JQ CARD エポスゴールド から考えます。
JQポイントが貯まり、マイルにもつなげやすい。
保険補強にも使いやすく、普段使いでも育てやすいカードです。
特に、選べるポイントアップショップで指定した3か所の還元率を1.5%にしやすいのは魅力です。
よく使う支払い先が決まっている人なら、海外旅行用として持つだけでなく、日常でも使いやすいです。
しかも、2026年3月時点では、いきなりゴールドへ行くより、まず通常カードから始める方が現実的です。
年50万円を無理なく使えるなら最初からゴールドでもよいと思いますが、そこに自信がないなら、通常カードから始めた方が安心です。
私自身は、まず通常のエポスカードを使い、インビテーションでエポスゴールドにアップグレードしたあと、JQ CARD エポスゴールドへ切り替えています。
その経験もあるので、最初からゴールドへ行くより、まず通常カードから始めるルートの方が現実的だと感じています。
次に候補に入れやすいのが Oliveゴールドです
Vポイントが使いやすく、マイルにもつなげやすいのが強みです。
SBI証券のクレカ積立でVポイントが貯まるので、旅行用として持つだけでなく、普段の生活の中でも使いやすいカードです。
さらに、すき家やはま寿司などでは還元率が高いので、旅行用としてしまい込まず、日常の支払いでも使いやすいです。
そのため、支払い用のサブカードとしてかなり持ちやすい1枚だと思います。
ただし、支払い用としては便利でも、キャッシング用のカードとしては向いていません。
海外ATMではデビット扱いになりますし、保険も強いとは言いにくいので、支払い用の1枚として考える方がわかりやすいです。
3番手として入れやすいのが JQ CARDセゾン(Mastercard)です
このカードの強みは、単にJQポイントが貯まることだけではありません。
JRキューポと永久不滅ポイントの行き来ができるので、ポイント交換の中継役として使いやすいところに価値があります。
私の実際の使い方としては、通常時はVポイントを永久不滅ポイントにして置いておき、マイルが必要になったときに引き出して使います。
いまは、ANAマイルなら nimocaルートで70%還元を狙う形になるので、この「いったん置いておける感じ」が便利です。
しかも、初年度無料で、2年目以降も年1回使えば無料なので、サブカードとして持ちやすいです。
JQ CARDセゾン(Mastercard)は、通常カードのままでも、ポイント交換の中継役として使えるので、ポイ活では持っておきたいカードです。
最後に入れておきたいのが 三菱UFJカード です
三菱UFJカードは、年会費無料で持ちやすいことがいちばん分かりやすい強みです。
そのうえで、オーケーストアでの支払いが高還元になることや、キャッシングの繰上げ返済がしやすいことも魅力です。
一方で、海外旅行保険はついていません。
そのため、保険まで1枚でまかないたい人向けではなく、年会費をかけずに支払い用やキャッシング用の候補を持ちたい人に向いています。
ATMキャッシング用カードは、支払い用と分けて考えた方がわかりやすいです
ここはかなり大事です。
支払いで使いやすいカードが、そのままATM向きとは限りません。
たとえば Oliveゴールドは海外ATMではデビット扱いになりますし、三井住友ゴールドNLはキャッシングの早期繰上返済が使いにくいです。
そのため、支払い用のカードと ATMキャッシング用のカードは分けて考えた方がわかりやすいです。
ここは、まずこう考えておけば十分です。
- Visa / Mastercard は1枚必要
- JCB もレートが良いことが多いので、あると便利
私自身も、JCB と Visa の両方を意識しています。
JCB はレート面で見やすいことがありますが、JCB が使えないATMもあるので、Visa を外しません。
プリペイドは便利ですが、クレジットカードの代わりにはなりません
私は海外では IDARE をかなり優先して使います。
理由は、海外事務手数料がかからないこと、チャージ時の還元を組みやすいこと、残高への dポイント還元があることです。
クレジットカードの海外事務手数料をできるだけ抑えたい人には、かなり便利だと思っています。
ただし、IDARE が使いにくい場面は実際にあります。
ホテルや公共交通機関ではクレジットカードがあった方が安心な場面がありますし、ベトナム鉄道、現地SIMチャージ、現地QRコードアプリやタクシーアプリでは通らないことがありました。
一方で、IDARE がだめでも Revolut は通ることがあり、配車アプリや現地通信会社への支払いではその差を感じたことがあります。
それでも、私はプリペイドをメインカードにしてはいけないと思っています。
- 通らない場面がある
- 買い物補償がない
- 不正利用時の安心感が弱い
- カード番号変更が有償
- 倒産などで残高を失うリスクがある
つまり、IDARE はかなり便利ですが、あくまで足りない部分を補うための使い方が向いています。
クレジットカードの代わりにはなりません。
保険補強もサブカードの役割ですが、増やしすぎなくて大丈夫です
保険は厚いにこしたことはありません。
治療費用、航空機遅延、手荷物遅延などを考えると、1枚だけで足りるとは言いにくいです。
ただ、何枚も増やすこと自体が目的になると本末転倒です。
保険の話までここで広げすぎると分かりにくいので、詳しくは保険の記事でまとめて読んだ方が分かりやすいと思います。
私ならこう組みます
私なら、海外旅行の最低ラインはこう考えます。
まず、支払い用として Visa か Mastercard のクレジットカードを1枚。
現金も使うなら、ATMキャッシング用カードを別で考える。
クレジットカードの海外事務手数料が気になるなら、IDARE のようなプリペイドを補う形で使う。
保険が不安なら、必要な範囲だけ補強する。
1枚で全部まかなおうとすると、かえって選びにくくなります。
役割を分けて持った方が、海外では困りにくいです。
まとめ
海外旅行のサブカード選びで、まず考えたいのは 支払い用として Visa か Mastercard のクレジットカードを1枚持つこと です。
ただし、それでATMキャッシングまで兼ねられるとは限りません。現金も考えるなら、ATMキャッシング用カードは別で考えた方が分かりやすいです。
プリペイドは海外事務手数料を抑えるのに便利ですが、クレジットカードの代わりにはなりません。
保険は厚いにこしたことはありませんが、増やしすぎなくて大丈夫です。
「2枚目を何となく増やす」のではなく、
何を補いたいのかを先に決めてから選ぶ。
これが、海外旅行のサブカード選びではいちばん大事だと思います。
次に、メインカード候補も整理したい方へ
サブカードの役割が見えてくると、次は「では、メインカードは何を選ぶか」が気になってくると思います。
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