タイで使った dtac のSIMカードを、次の旅行まで残しておきたい人は多いと思います。私も、前回使った番号をそのまま残したくて、日本に帰国したあとも有効期限を延長しながら使っていました。
この記事では、タイで使った dtac のSIMカードや電話番号を、日本帰国後もできるだけ安く維持したい人向けに、私が実際にやっていた方法や困った点をまとめています。
ただし、dtac の料金や延長条件、USSDコード、ローミング手順などは変わることがあります。この記事は、私が使っていた当時の実務メモをもとにした参考情報として読んでください。実際に使う前は、公式サイトやアプリでも確認してください。
なお、そもそも海外旅行の通信をどう選ぶかから整理したい人は、先にこちらの記事から見る方がわかりやすいです。
タイ滞在中に、日本でSMSを受信できる状態にしておく
日本で有効期限を延長したいなら、まず大事なのは、日本でリフィル(トップアップ)やSMS受信ができる状態にしておくことです。
私が使っていたときは、日本で有効期限を延長するために、まず日本国内で dtac のSIMカードでSMSを受信できるようにしておく必要がありました。これをタイ滞在中にやっておかないと、日本に帰ってから意外と面倒です。
当時は、dtac のSIMカードは購入後そのままだと国際ローミングがオフになっていて、そのままでは日本でSMSを受信できませんでした。
当時、国際ローミングをオンにするコードとして使っていたのは「*118*9#」でした。
また、オンになっているか確認するときは「*118*3#」を使っていました。オンになっている場合は、次のようなメッセージが表示されました。
Your number is ready for international roaming service. please ensure
ただし、このあたりのコードや手順は変わることがあります。実際に使う前は公式情報も確認してください。
もし、タイにいる間にローミングを有効にしていなかった場合は、日本から dtac に連絡してローミングを有効にしてもらう必要がありました。このあと、私が実際に対応してもらったときの流れも書いています。
まずはリフィル(トップアップ)で有効期限を延ばす
私がいちばん基本にしていたのは、dtac のアプリやWebサイト(mydtac)からリフィル(トップアップ)して、有効期限を延ばす方法です。
リフィルは、残高にお金を入れるだけでも有効期限の延長に使えました。残高をすぐ使わなくても、有効期限を延ばすための手段として使いやすかったです。
私が使っていた当時は、少額のリフィルでも有効期限を延ばせたので、なるべく小さな金額で延長していくのがやりやすいと感じていました。
旧記事では「20バーツで30日延長できる」と書いていましたが、このあたりの条件は変わることがあります。金額と延長日数はその都度確認してください。
また、有効期限は最大で365日までしか延ばせない前提で使っていました。ですので、延長するときは365日を超えない範囲でリフィルする方が無駄が出にくいです。
ちなみに、私が使っていたときは、日本のクレジットカードでも支払いできました。私は JCB のオリジナルシリーズを使っていましたが、そのときは問題なく使えました。
当時は有効期限延長用の Add-on package もありました
※この方法は過去に使えた延長方法です。現在は使えない可能性があるため、参考情報として読んでください。
以前は、有効期限を延ばすための Add-on package があり、それを購入することで安く延長できる時期がありました。旧記事では、180日間50バーツ、365日間100バーツの2種類がある前提で書いていました。
当時の私は、365日パッケージを買うより、180日50バーツの方が無駄が出にくくて使いやすいと考えていました。理由は、有効期限の上限が365日までなので、残り日数によっては長いパッケージを買っても使い切れないことがあるからです。
ただ、この方法は今もそのまま使えるとは限りません。ここでは、こういう延長方法もあったという参考情報として残しています。
累積利用が進むと、さらに安く延長できることがありました
dtac には、2026年4月時点でも「Jaidee Day Giveaway」があり、条件を満たしていれば少額で有効期限を延長できます。申込方法・料金・条件は次のとおりです。
Jaidee Day Giveaway
USSD:*934*希望日数(30 / 90 / 180)#
30日延長:3 THB
90日延長:9 THB
180日延長:15 THB
※上記料金はVAT込み
また、最新の公式条件では、累積利用額が200THB以上あり、かつ申込日時点で利用可能日数が1日以上残っているアクティブ状態であることが条件です。さらに、利用日数は365日まで積み上げ可能と案内されています。
ここから下は、私が使っていた当時の感覚や実際に確認した内容です。
私が使っていたときの感覚では、リフィルしただけではだめで、パッケージ購入やSMS、通話などで、実際に残高をある程度使う必要がありました。
また、他のサイトでは「アクティベートしてから90日以上経過でも可能」と書かれているものもありましたが、私自身は90日経過しただけでは利用できませんでした。ここは、他サイト情報より自分で実際に試した方が早いと感じたところです。
当時、条件を満たしているか確認したいときは、次のコードを試していました。
- 30日延長「*113*30*9#」
- 90日延長「*113*90*9#」
- 180日延長「*113*180*9#」
ただし、この当時のUSSDコードは、2026年4月時点で確認した公式案内とは違います。今使うなら、2026年4月時点の公式案内にある「*934*希望日数#」を優先して確認してください。
当時、dtacアプリでは、条件を満たしていない場合や利用状況を確認したい場合に「*110*0#」の案内が出ていました。ただ、私が実際に試したときは、Emergency Refill Service の利用残高がSMSで送られてくるだけで、Jaidee Day Giveaway の条件を満たしているかまでは確認できませんでした。
タイ再訪でインターネットパッケージを買ったり、ローミングを使ったりして利用額が増えれば、延長コストをかなり下げられる時期もありました。次回も dtac を使う予定がある人ほど、この仕組みは便利でした。
【参考】タイ滞在中に国際ローミングをオンにしていなかった場合
これは私が実際に困ったところです。タイ滞在中に国際ローミングをオンにし忘れた場合、日本から dtac に連絡して有効にしてもらう必要がありました。
私も日本に帰国したあとに、ローミングを有効にしてもらったことがあります。今は手順が変わっている可能性がありますが、当時は次のように対応しました。
dtac のSIMカードに差し替え、Wi-Fiでインターネットに接続したうえで、dtac アプリの Other の中にある「Help&Feedback」→「Network coverage enquiry」→「No Signal」から、dtac の電話番号とメッセージを送信しました。
メッセージ送信後、1時間くらいでアンテナが立ち、SMSが使えるようになりました。想定より対応が早くて驚いたのを覚えています。当時、日本では SoftBank に接続していました。
私が送ったメッセージは、だいたい次のような内容でした。
Please Allow my SIM Card international roaming. My phone number is 094-***-****.
I’d like to buy 180 days validity extension but i can not receive SMS, cause my SIM card not to allow in Japan.
I am in Japan now. I forgot to activate international roaming when I was in Thailand.
今はこの手順がそのまま通るとは限りませんが、「タイにいる間にローミングを確認しておかないと、日本で困ることがある」という点は今も参考になると思います。
まとめ
dtac のSIMカードや電話番号を日本帰国後も維持したいなら、私がいちばん大事だと思うのは次の3つです。
- 日本でSMSを受けられる状態にしておくこと
- まずはトップアップで有効期限を延ばすこと
- 古い情報をそのまま信じず、使う前に公式側も確認すること
タイへ何度か行く人にとって、同じ番号を残しておけるのはかなり便利です。空港に着いてから毎回SIMを買い直す手間を減らせますし、前に使った番号をそのまま使える安心感もあります。
一方で、今は eSIM や日本回線の海外利用もしやすくなっているので、誰にでも番号維持が必要というわけではありません。タイへまた行く予定がある人や、前回の dtac SIM を次回も使いたい人向けの方法と考えるとちょうどよいと思います。
そもそも海外旅行の通信をどう選ぶか迷っている人や、今は eSIM を使う方が合っているのか知りたい人は、こちらもあわせてどうぞ。




