荷物が増えすぎて困るなら、「全部持つ」前に分け方を決める

海外旅行の持ち物って、調べるほど増えていきませんか?

増えやすいですね。何でも持っていこうとすると、必要な物まで埋もれやすいです。だから私は、先に“預けない物”を決めるようにしています。
海外旅行の荷物は、気を抜くとすぐ増えます。
あれも必要かもしれない。
これもあったほうが安心かもしれない。
そうやって増やしていくと、荷物は重くなるのに、必要なものが見つからなかったり、空港で思わぬところで困ったりします。
だから私は、最初にこう考えるようにしています。
まずは必要最低限のものだけ決める。
そのあとで、どこに入れるかを決める。
この順番にすると、荷物はかなり増えにくくなります。
海外旅行初心者がまず押さえたいのは、次の5つです。
- 入国手続きに必要なもの
- 支払い手段
- スマホなどの通信手段
- 現地での移動に必要なもの
- 薬類
ここでいう「現地での移動に必要なもの」は、空港送迎や鉄道、バス、配車サービスなどで使う予約控えやバウチャーです。
まずはここです。
このあたりがそろっていると、出発前や到着直後の不安がかなり減ります。
最初に決めたいのは「預けないもの」
荷物が増えやすい人ほど、最初にやるとよいのがこの仕分けです。
- 預けないもの
- 預けてもよいもの
この2つに分けます。
私は、なくなると困るもの、到着直後に必要なもの、すぐ使うものは預けません。
反対に、ホテルでしか使わないもの、液体、刃物は預ける側に回します。
この分け方をするようになったのは、実際に失敗したことがあるからです。
以前、国際線の持ち込みルールをあまり意識していなかった頃、ヘアスプレーを手荷物に入れていて、保安検査で持ち込めなかったことがありました。
短期旅行のときには、預け入れせずにキャリーオンだけで行こうと思って、機内持ち込みできるSサイズのスーツケースだけで出発したことがあります。ところが、その中にミニハサミを入れたままにしていて、結局そこで手放すことになりました。
逆に、薬をスーツケースに入れていて、荷物の遅延で手元になくて困ったこともあります。
帰りには、お土産に買ったワインを預け入れのスーツケースに移し忘れたこともありました。スーツケースを預けたあとで気づいたので、手荷物のまま持ち込むこともできず、その場であきらめました。
こういう失敗をしてから、私は「何を持つか」だけでなく、「どこに入れるか」を先に決めるようになりました。
手荷物に残すもの
手荷物に残すのは、旅の途中で手元にないと困るものです。
たとえば、
- パスポート
- ビザなどの入国書類
- 帰国便のチケット控え
- クレジットカードや現金
- スマホ
- 充電手段
- 現地到着後の移動に使う予約控えやバウチャー
- 毎日飲む薬、すぐ使う薬
このあたりです。
特に薬は、整理しやすいからといってスーツケースに入れないほうがよいです。
私は、トランジットでスーツケースが前の空港に取り残されて遅延し、薬が手元になくて困ったことがありました。
それ以来、毎日飲む薬や痛み止めのような、すぐ使う可能性がある薬は、手荷物側に入れています。
私は手荷物をさらに分けています
手荷物に残すものを決めたあとで、さらに分けています。
- すぐ出すもの
- 手荷物の中でまとめて持つもの
この2つです。
私の場合、前者がサコッシュ、後者がリュックです。
すぐ出すものはサコッシュ側
サコッシュは、チェックイン、保安検査、出入国審査、税関、機内、ホテルのチェックインまで、すぐ使うものを入れる場所です。
サコッシュに入れているのは、
- パスポートとカード類を入れたケース
- スマホ
- モバイルバッテリー
- 小さな充電器とケーブル
- 薄型メガネケース
- アイマスク
- 耳栓
- ワイヤレスイヤホン
- 有線イヤホン
- 飛行機用Bluetoothトランスミッター
あたりです。
パスポートとカード類を入れたケースの中には、パスポート、プライオリティパス、ANAとJALのステータスカード、ホテルのチェックインで使うクレジットカード、機内販売や空港でお土産を買うときに使うクレジットカードを入れています。
サコッシュには忘れ物防止タグを付けています。
さらに、航空神社の御守りも付けています。準備はかなり現実派ですが、最後だけは神頼みです。
手荷物の中でまとめて持つものはリュック側
一方で、ずっと手に持つ必要はないけれど、預けると困るものはリュック側でまとめています。
私の場合は、
- 日本の財布
- 現地の財布
- 日本用のカードケース
- 海外用のカードケース
- 旅行用ウォレット
- ノートPC
- iPad
- 海外用Androidスマホ
- 充電器
- ケーブル類
- マスク
- 毎日飲む薬
- 痛み止め
- 絆創膏
- 上着
- 自宅や車の鍵
などです。旅によっては空の水筒を入れることもあります。
旅行用ウォレットの中には、国際免許、証明写真、ペン、メモ帳、ミニ定規、現地SIM、SIMピン、米ドル現金、キャッシング用クレジットカード、IDARE、Revolutなどを入れています。
リュックは、予備の支払い手段、電子機器、手続きに使うもの、薬などをまとめる場所です。
預け荷物に入れるもの
預け荷物に入れるのは、ホテルで使うものと、機内持ち込みに向かないものです。
私の場合は、
- トラベルルーター
- Fire TV Stick
- 三角タップ
- LANケーブル
- 予備乾電池
- USBマルチポート充電器
- 延長ケーブル
- S字フック
- 洗濯物入れ用の袋
- フリーザーバッグ
- 折りたたみ傘
- 洗面用具
- 爪切り
- ミニハサミ
- 栓抜き
- ワインオープナー
- 虫除け
- 日焼け止め
などを入れています。
古いホテルだと、枕元にコンセントがないことがあります。
そういうとき、延長ケーブルはかなり便利です。
短期旅行で小さいスーツケースにするときも安心はできません。預けずに機内へ持ち込むなら、中に液体や刃物を入れたままでは通りません。
逆に、小さなものでも、薬のように手元に必要なものは預けないほうが安心です。
荷物を増やしすぎないための考え方
荷物が増えるかどうかは、私は次の条件で見ています。
まず、海やプールに行くかどうか。
行くなら、水着、ゴーグル、防水スマホケース、水泳キャップ、マリンシューズ系を追加します。
次に、寒い地域かどうか。
防寒具はかさばるので重要です。ここは、ユニクロのウルトラライトダウンのように、軽くて省スペースなものを選ぶとかなり楽です。薄手で重ね着しやすい上着も使いやすいです。寒い地域に行くときは、何を持っていくかを早めに決めたほうが荷造りしやすいです。
それから、下着を自分で洗うか、ランドリーサービスを使うか。
長めの旅行では、必要に応じて洗濯グッズやピンチ、ハンガーを追加することがあります。
それから、旅先でPC作業をする予定があるかどうかでも荷物は変わります。
私は基本的にPC一式を持っていきます。ノートPC本体だけでなく、ACアダプタ、ケーブル、マウス、マウスパッドまで含めて考えるので、そのぶん荷物は増えます。
水筒のように、行き先で判断したいものもある
荷物の中には、一律で決めにくいものもあります。
その代表が、水筒です。
私は、水筒はいつも必ず持っていく物とは決めていません。
どの国に旅行するかで判断しています。
環境意識が高くて、給水できる場所が多い国ではかなり活躍します。
オーストラリア、台湾、インドネシアのような旅先では、持っていく意味があります。
逆に、そこまで活躍しなさそうな旅先なら、無理に入れないこともあります。
こういうものは、「持つか持たないか」を固定するより、その旅で本当に使うかで決めたほうが自然です。
まとめ
海外旅行で荷物が増えすぎて困るなら、最初にやることは「全部持つ」ことではありません。
まずは、
- 入国手続きに必要なもの
- 支払い手段
- 通信手段
- 現地での移動に必要なもの
- 薬類
この5つを押さえる。
そのあとで、
- 預けないもの
- 預けてもよいもの
に分ける。
さらに必要なら、
- すぐ出すもの
- 手荷物の中でまとめて持つもの
に分ける。
この順番で考えると、荷物はかなり整理しやすくなります。
持ち物は多さより、入れる場所を間違えないことが大事です。
必要なものでも、入れる場所を間違えると空港で手放すことになります。没収はつらいので、私はまず「どこに入れるか」から考えるようにしています。

