タイで使った dtac のSIMカードを、次の旅行まで残しておきたい人向けの記事です。私も、前回使った番号をそのまま残したくて、日本に帰国したあともトップアップや有効期限延長を試していました。
この記事では、dtac SIMのトップアップ、有効期限延長、番号維持で見るべき点を整理します。Trueとdtacの統合後は、USSDコードやアプリ表示が変わることがあるので、古い手順をそのまま押す前にいったん立ち止まった方がよいです。
dtac の料金、延長条件、USSDコード、ローミング手順は変わることがあります。この記事は、私が使っていた当時の実務メモをもとに、現在使う前に確認すべき点を加えて整理したものです。
現地SIM、eSIM、海外ローミングのどれを使うかから迷っている場合は、先にこちらで全体像を見てください。
公式情報の確認先
dtacの料金、有効期限、USSDコードは変わります。実際に操作する前に、次の公式ページで現在の条件を見ておきます。
dtacの番号を維持するか、新しく買い直すか
最初に決めたいのは、そのdtac番号を残す理由があるかです。タイの銀行、配車アプリ、ホテル予約、会員登録などで同じ電話番号を使っているなら、トップアップや有効期限延長で番号を残す理由があります。
一方で、次のタイ旅行でインターネット通信だけ使えればよいなら、毎回Tourist SIMやeSIMを新しく買う方が話は早いです。番号維持は、SMS受信、残高、有効期限、ローミング状態を気にする作業なので、全員に必要なものではありません。
- 同じタイの電話番号を残したい人: dtac SIMを維持する理由があります
- 通信だけ使いたい人: 次回旅行時にTourist SIMやeSIMを買い直す方が早いです
- 日本でSMSを受けたい人: タイ滞在中にローミング状態を見ておきます
番号維持が目的でなければ、新しいTourist SIMやeSIMを買い直す手もあります。2026年5月にdtac公式ページで見た範囲では、短期旅行向けのTourist SIM/eSIMは次の価格帯でした。
- Pay-As-You-Go: 49 THB(約240円、2026年5月時点)
- 8日・15GB: 299 THB(約1,450円、2026年5月時点)
- 10日・50GB: 349 THB(約1,700円、2026年5月時点)
- 8日・無制限: 449 THB(約2,180円、2026年5月時点)
- 15日・30GB: 599 THB(約2,910円、2026年5月時点)
- 15日・無制限: 699 THB(約3,400円、2026年5月時点)
- 30日・無制限: 1,199 THB(約5,830円、2026年5月時点)
日本円換算は1 THB=約4.86円で概算しました。実際の請求額は、購入時の為替レート、カード会社の為替手数料、販売経路で変わります。ここでは、番号維持に手間をかけるか、新しく買うかを比べるための目安として見ています。
タイ滞在中にローミングとSMS受信を確認する
日本で有効期限を延長したいなら、まず大事なのは、日本でリフィル(トップアップ)やSMS受信ができる状態にしておくことです。
私が使っていたときは、日本で有効期限を延長するために、まず日本国内で dtac のSIMカードでSMSを受信できるようにしておく必要がありました。これをタイ滞在中にやっておかないと、日本に帰ってから意外と面倒です。
当時は、dtac のSIMカードは購入後そのままだと国際ローミングがオフになっていて、そのままでは日本でSMSを受信できませんでした。
当時、国際ローミングをオンにするコードとして使っていたのは「*118*9#」でした。
また、オンになっているか確認するときは「*118*3#」を使っていました。オンになっている場合は、次のようなメッセージが表示されました。
Your number is ready for international roaming service. please ensure
ただし、このあたりのコードや手順は変わることがあります。実際に使う前に、公式情報を見直しておきます。
もし、タイにいる間にローミングを有効にしていなかった場合は、日本から dtac に連絡してローミングを有効にしてもらう必要がありました。このあと、私が実際に対応してもらったときの流れも書いています。
dtacのトップアップで有効期限を延ばす
トップアップする前に、先に見ておきたい点があります。番号維持だけが目的なら、いきなり金額を入れるより、現在の有効期限、残高、SMS受信、ローミング状態を見てから動く方が無駄が出にくいです。
- 有効期限がまだ残っているか
- 日本でdtacのSMSを受信できる状態か
- 残高を増やしたいのか、有効期限だけ延ばしたいのか
- 最大365日を超える延長にならないか
- 次回も同じ番号を使う予定があるか
この5つを見ると、トップアップで足りるのか、Jaidee Day Giveawayまで見るのか、それとも次回は新しいSIMやeSIMで済ませるのかを分けられます。
私がいちばん基本にしていたのは、dtac のアプリやWebサイト(mydtac)からリフィル(トップアップ)して、有効期限を延ばす方法です。
リフィルは、残高にお金を入れるだけでも有効期限の延長に使えました。残高をすぐ使わなくても、有効期限を延ばす手段としては扱いやすかったです。
私が使っていた当時は、少額のリフィルでも有効期限を延ばせたので、なるべく小さな金額で延長していくのがやりやすいと感じていました。
旧記事では「20バーツで30日延長できる」と書いていましたが、このあたりの条件は変わることがあります。金額と延長日数は、その都度見直す前提で扱います。
また、有効期限は最大で365日までしか延ばせない前提で使っていました。ですので、延長するときは365日を超えない範囲でリフィルする方が無駄が出にくいです。
ちなみに、私が使っていたときは、日本のクレジットカードでも支払いできました。私は JCB のオリジナルシリーズを使っていましたが、そのときは問題なく使えました。
当時は有効期限延長用の Add-on package もありました
現在は使えない場合があります
この方法は、私が過去に使っていた延長方法です。今も同じ条件で使えるとは限らないため、参考情報として残しています。
以前は、有効期限を延ばすための Add-on package があり、それを購入することで安く延長できる時期がありました。旧記事では、180日間50バーツ、365日間100バーツの2種類がある前提で書いていました。
当時の私は、365日パッケージを買うより、180日50バーツの方が無駄が出にくくて使いやすいと考えていました。理由は、有効期限の上限が365日までなので、残り日数によっては長いパッケージを買っても使い切れないことがあるからです。
ただ、この方法は今もそのまま使えるとは限りません。ここでは、こういう延長方法もあったという参考情報として残しています。
有効期限延長だけならJaidee Day Giveawayも確認する
dtacには、有効期限を追加する Jaidee Day Giveaway という仕組みがあります。トップアップだけでなく、有効期限そのものを延ばしたい場合は、公式のセルフサービス番号を確認します。
Jaidee Day Giveaway
TrueとdtacでUSSDコードが異なります。2026年確認時点では、True-dtac公式のセルフサービス番号一覧で、dtac prepaid側は *113*日数# の形式で案内されています。古い記事や他社側のコードをそのまま使わず、操作前に公式一覧でdtac prepaidの列を確認します。
また、最新の公式条件では、累積利用額が200THB以上あり、かつ申込日時点で利用可能日数が1日以上残っているアクティブ状態であることが条件です。さらに、利用日数は365日まで積み上げ可能と案内されています。
ここから下は、私が使っていた当時の感覚や実際に確認した内容です。
私が使っていたときの感覚では、リフィルしただけではだめで、パッケージ購入やSMS、通話などで、実際に残高をある程度使う必要がありました。
また、他のサイトでは「アクティベートしてから90日以上経過でも可能」と書かれているものもありましたが、私自身は90日経過しただけでは利用できませんでした。ここは、他サイト情報より自分で実際に試した方が早いと感じたところです。
当時、条件を満たしているか確認したいときは、次のコードを試していました。
- 30日延長「*113*30*9#」
- 90日延長「*113*90*9#」
- 180日延長「*113*180*9#」
ただし、この当時のUSSDコードは、2026年時点で確認した公式案内と違います。今使うなら、True-dtac公式のセルフサービス番号一覧で、dtac prepaid側のコードを見てから操作します。
当時、dtacアプリでは、条件を満たしていない場合や利用状況を確認したい場合に「*110*0#」の案内が出ていました。ただ、私が実際に試したときは、Emergency Refill Service の利用残高がSMSで送られてくるだけで、Jaidee Day Giveaway の条件を満たしているかまでは確認できませんでした。
タイ再訪でインターネットパッケージを買ったり、ローミングを使ったりして利用額が増えれば、延長コストをかなり下げられる時期もありました。次回も dtac を使う予定がある人ほど、この仕組みを試す意味がありました。
【参考】タイ滞在中に国際ローミングをオンにしていなかった場合
これは私が実際に困ったところです。タイ滞在中に国際ローミングをオンにし忘れた場合、日本から dtac に連絡して有効にしてもらう必要がありました。
私も日本に帰国したあとに、ローミングを有効にしてもらったことがあります。今は手順が変わっている前提で、当時の対応として残します。
dtac のSIMカードに差し替え、Wi-Fiでインターネットに接続したうえで、dtac アプリの Other の中にある「Help&Feedback」→「Network coverage enquiry」→「No Signal」から、dtac の電話番号とメッセージを送信しました。
メッセージ送信後、1時間くらいでアンテナが立ち、SMSが使えるようになりました。想定より対応が早くて驚いたのを覚えています。当時、日本では SoftBank に接続していました。
私が送ったメッセージは、だいたい次のような内容でした。
Please Allow my SIM Card international roaming. My phone number is 094-***-****.
I’d like to buy 180 days validity extension but i can not receive SMS, cause my SIM card not to allow in Japan.
I am in Japan now. I forgot to activate international roaming when I was in Thailand.
今はこの手順がそのまま通るとは限りませんが、「タイにいる間にローミングを確認しておかないと、日本で困ることがある」という点は今も参考になると思います。
まとめ
dtac のSIMカードや電話番号を日本帰国後も維持したいなら、私がいちばん大事だと思うのは次の3つです。
- 日本でSMSを受けられる状態にしておくこと
- まずはトップアップで有効期限を延ばすこと
- 古いUSSDコードをそのまま使わず、True-dtac公式のdtac prepaid側の案内を確認すること
タイへ何度か行く人にとって、同じ番号を残しておける意味はあります。空港に着いてから毎回SIMを買い直す手間を減らせますし、前に使った番号をそのまま使える安心感もあります。
一方で、今は eSIM や日本回線の海外利用もしやすくなっているので、誰にでも番号維持が必要というわけではありません。タイへまた行く予定がある人や、前回の dtac SIM を次回も使いたい人向けの方法と考えるとちょうどよいと思います。
そもそも海外旅行の通信をどう選ぶか迷っている人や、今は eSIM を使う方が合っているのか知りたい人は、こちらもあわせてどうぞ。




