dカード GOLD が気になっていても、すぐに判断できる人は多くないと思います。
海外旅行向けカードとして持つ意味はあるのか。
年会費に見合う強みはあるのか。
ドコモや ahamo を使っているなら候補に入るのか。
結論から言うと、dカード GOLD は誰にでもすすめやすいカードではありません。
ただ、海外旅行保険を厚くしたい人、クレカ積立で dポイントを貯めたい人、ドコモ系回線を使っている人には、持つ理由を作りやすいカードです。
私が dカード GOLD を持ついちばんの理由は、ドコモ特典ではありません。
海外旅行保険の1軍カードとして使えることです。
そのうえで、クレカ積立による dポイントのポイ活や、ドコモ系回線との相性が年会費の後押しになります。
この記事では、dカード GOLD が向いている人、向いていない人、年会費が見合いやすい条件を、海外旅行の目線で整理します。
dカード GOLD を一言でいうとどんなカードか
dカード GOLD は、海外旅行保険を厚くしながら、積立ポイ活にも使いやすいカードです。
一般的にはドコモユーザー向けのゴールドカードとして見られやすいと思います。
ただ、海外旅行好きの目線で見ると、中心はそこではありません。
このカードを評価している理由は、次の3つです。
- 海外旅行保険を自動付帯で補強しやすい
- クレカ積立で dポイントを貯めやすい
- ドコモ系回線を使っていると持ちやすい
dカード GOLD が向いている人
dカード GOLD が向いているのは、まず海外旅行保険の1軍カードを1枚増やしたい人です。
私は、海外旅行保険は1枚で済ませるより、治療費用や遅延補償を複数のカードで補うほうが安心しやすいと考えています。
その中で dカード GOLD は、自動付帯で治療費用を上乗せしやすく、航空機遅延や手荷物遅延も見込めるので、かなり入れやすい1枚です。
次に向いているのは、クレカ積立で dポイントを貯めたい人です。
私が dカード GOLD を持ち続けている理由のひとつは、クレカ積立を月20万円ベースで回し、dポイントを貯める運用と相性がいいことにあります。
さらに、dポイントポイ活として月5万円分の d払い積立もしています。
しかも、私の中で dポイントは日常の支払いにそのまま使うポイントではありません。ポイ活で貯めて、最終的にはマイルへ交換する前提で見ています。
この前提なら、dカード GOLD は、毎月まとまった積立で dポイントを貯めるカードとして考えやすいです。
さらに、ドコモや ahamo を使っている人にも向いています。
ドコモ系回線を使っている人のほうが、このカードを持つ理由を作りやすいのはたしかです。
dカード GOLD をおすすめしにくい人
おすすめしにくいのは、まず海外旅行保険をこのカードで補強する考えがない人です。
私にとって dカード GOLD の価値は、かなり大きく保険にあります。
そこに意味を感じないなら、年会費を払って持つ理由は弱くなります。
次に、クレカ積立に興味がない人にも向きにくいです。
このカードは、積立ポイ活まで含めると年会費を考えやすくなるので、そこを使わないなら魅力はかなり下がります。
そして、ドコモ契約がなく、dポイントも貯めていない人にも向きにくいです。
言い換えると、dカード GOLD は、
保険、積立ポイ活、ドコモ系回線との相性
この3つのうち、少なくとも2つに意味を感じる人のほうが持ちやすいカードです。
年会費が見合う人の線引き
dカード GOLD の年会費が見合いやすいのは、ドコモ契約者、もしくはクレカ積立で dポイントを貯める人です。
このどちらかに当てはまり、さらに海外旅行保険の1軍カードとして持つ意味を感じるなら、年会費は受け入れやすいと思います。
ここで大事なのは、dカード GOLD の年会費をドコモ特典だけで見ないことです。
たとえば、ドコモや ahamo を使っている人には通信まわりの特典があります。
ahamo の料金支払いを dカード GOLD に設定すると、条件を満たした月は毎月+5GBのボーナスパケットがあります。いっぽうで、ahamo 利用料金そのものは10%ポイント還元の対象外です。
そのため、通信特典だけで年会費を回収するカードとして見るのは少し違います。
そのうえで、クレカ積立を月20万円ベースで回し、さらに d払い積立も続けながら dポイントを貯める運用が加わると、年会費の見え方はかなり変わります。
私自身、ドコモを解約しても、積立ポイ活だけで保有理由は残ると考えています。
そのくらい、このカードは「ドコモ特典だけ」で評価するより、保険と積立ポイ活まで含めて考えるほうが自然です。
逆に、ドコモ契約もなく、dポイントも貯めず、クレカ積立にも興味がないなら、年会費負けしやすいカードです。
海外旅行保険の1軍カードとして dカード GOLD を持つ理由
私が dカード GOLD を高く評価しているいちばんの理由は海外旅行保険で、私の中では補助カードではなく1軍カードです。
自動付帯で治療費用を補強しやすい
私は、海外旅行保険では死亡保険金より、まず治療費用を重視しています。
軽い体調不良ではなく、現地で交通事故にあって入院した場合でも足りるか、という目線で見ています。
その意味で dカード GOLD は、自動付帯で治療費用を補強しやすいのが大きいです。
航空機遅延と手荷物遅延がある
私は、治療費用だけでなく、航空機遅延と手荷物遅延もかなり重視しています。
遅延補償が弱いカードは、保険面では評価を下げやすいです。
dカード GOLD は、この2つを持っているので、保険用カードとしてかなり優秀です。
ANA JCBワイドゴールド、JALカードSuica CLUB-A に足す3枚目として自然
私の感覚では、dカード GOLD は
ANA JCBワイドゴールド、JALカードSuica CLUB-A に加えて持つ3枚目
として見ると、いちばん分かりやすいです。
主役カードの比較に戻るより、保険の層を厚くするための3枚目として置いたほうが、このカードの意味ははっきりします。
一人旅なら短期でも長期でも持ちやすい
dカード GOLD は、一人旅ならかなり使いやすいカードです。
短期でも長期でも意味がありますし、アジアでも欧米でも、治療費用の補強として持つ価値があります。
家族旅行では、クレジットカード付帯保険全体の条件確認が必要になるので、そこは別で見直したほうが安心です。
保険の考え方をもう一度整理したい人は、海外旅行保険の記事もあわせて読むと理解しやすくなります。dカード GOLD 単体の判断というより、クレジットカード保険をどう組み合わせるかを確認したいときに役立ちます。
クレカ積立で dポイントを貯める人は年会費を考えやすい
このカードのもうひとつの柱が、クレカ積立です。
私は、dカード GOLD を月20万円ベースのクレカ積立を回し、dポイントをしっかり貯めるためのカードとして見ています。
さらに、dポイントポイ活として月5万円分の d払い積立もしています。
ただ、これは誰もが同じ金額でやる必要があるという意味ではありません。
積立は、年会費や保険料のように払ったら戻らないお金とは少し違って、必要になれば売却して引き出すこともできます。
もちろん、引き出すタイミングによっては値動きの影響もあるので、生活費まで無理に回す必要はありません。
無理のない範囲でも、dカード GOLD を持つ理由は十分作れます。
日常の細かい決済だけで年会費を回収しようとすると、dカード GOLD の魅力は見えにくくなります。
その一方で、積立で毎月まとまった決済を作る前提なら、ポイントの積み上がり方はかなり変わります。
しかも、私の場合、dポイントはそのまま消費するのではなく、ポイ活で貯めてマイルへ交換する前提です。
そう考えると、dカード GOLD は、旅行につながるポイントを作るカードとして見やすくなります。
ドコモ契約がなくても、この運用をしっかり回す人なら、保有理由は十分残ります。
ドコモ系回線を使っている人はさらに持ちやすい
ドコモや ahamo を使っている人は、dカード GOLD を持つ理由を作りやすいです。
ただし、ここは持つ理由の本体ではありません。年会費を受け入れやすくする補強材料くらいに見るのが自然です。
とくに ahamo は、料金支払いを dカード GOLD に設定すると、条件を満たした月に毎月+5GBのボーナスパケットがあります。
こうした特典はありますが、通信特典だけで選ぶカードではないと思っています。
ケータイ補償は主役ではなく補助的な安心材料
dカード GOLD のケータイ補償は、今の私にとっては主目的ではありません。
位置づけとしては、おまけに近いです。
もちろん、スマホが生活の中に深く入り込んでいる人には安心感があります。
長期間の高額補償という点に価値を感じる人もいると思います。
ただ、ここを主軸にしてこのカードを選ぶかというと、私はそうではありません。
理由のひとつは、Apple Store で購入した新しい端末は dカードケータイ補償の対象外だからです。公式でも、補償対象端末は「当社にて購入履歴が確認できる携帯電話端末」に限られ、Apple Store などで新しい端末を購入した場合は補償対象外と案内されています。
そのため、ケータイ補償は「あれば安心」ではあっても、この補償だけを目当てに dカード GOLD を持つカードではないと私は思っています。
持つ理由の中心は、あくまで海外旅行保険と積立ポイ活です。
結論
dカード GOLD は、誰にでもすすめやすいカードではありません。
ただ、海外旅行保険の1軍カードを増やしたい人、クレカ積立で dポイントを貯めたい人、ドコモや ahamo を使っている人には、年会費が見合いやすいカードです。
私にとっては、dカード GOLD は「ドコモ系の便利カード」ではなく、まず海外旅行保険の1軍カードです。
そのうえで、積立ポイ活をしっかり回すなら、ドコモ契約がなくても持つ理由は残ります。
逆に、保険補強にも価値を感じず、積立ポイ活もせず、ドコモ系特典も活かさないなら、年会費は重くなりやすいです。
dカード GOLD を検討するときは、主役カードとして見るより、
保険を厚くする3枚目として持つか、
積立ポイ活まで含めて年会費に納得できるか、
この2つで考えると判断しやすいと思います。
ここまで読んで候補に残るのは、海外旅行保険を厚くしたい人、クレカ積立で dポイントを貯めたい人、ドコモ系回線を使っていて年会費の理由を作りやすい人です。
逆に、保険の上積みにも積立ポイ活にも魅力を感じないなら、無理に持たなくてよいと思います。最新の年会費や特典、付帯保険を確認したうえで判断すると決めやすくなります。
あわせて読みたい
dカード GOLD を候補に残すなら、次は2枚目や予備をどう組むかを見ると判断しやすくなります。ほかの主力候補とも比べたいなら、比較記事を見直すのが近道です。





