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ANA SFC改悪後もSFC PLUSを維持する方法|年300万円を投信積立・ANA Pay・日常決済で考える

クレジットカード
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ANAのスーパーフライヤーズカード、いわゆるSFCの制度変更は、SFCを持っている人や、これからSFC修行を考えていた人にとって、これまでの維持方針を見直す変更です。

ANA公式のスーパーフライヤーズカードページでも、2028年4月よりANAスーパーフライヤーズカードのサービスリニューアルを実施すると案内されています。

報道や各種解説では、ANAカード・ANA Payの年間決済額300万円を境に、SFC PLUSとSFC LITEに分かれると整理されています。SFC PLUSではANAラウンジやスターアライアンス・ゴールドが維持される一方、SFC LITEではANAラウンジが使えなくなる点が多くの人に関係する論点です。

ここだけを見ると、「SFCはもう終わった」「年300万円なんて普通の会社員には無理」と感じるかもしれません。

ただ、私はそこで終わらせるのは少し早いと思っています。

年300万円は、軽い金額ではありません。
でも、生活費だけで年300万円を使う話として考える必要はありません。

ANAスーパーフライヤーズゴールドカード(Mastercard。以下、ANA SFCゴールド Mastercard)でクレカ積立を使えるなら、年間120万円を作れます。
ANA Payなどで年間60万〜120万円。
残りを日常決済で補う。

こう分けると、SFC PLUS維持に必要な残りの決済額を、月5万〜10万円台まで下げられる人もいます。

SFC PLUSを維持したい人は、まず自分の決済をどこまでANAカード・ANA Payへ寄せられるかを確認します。

全体像は次の通りです。

決済の柱年間の目安確認ポイント
ANA SFCゴールド Mastercardでのクレカ積立0〜120万円年300万円のうち最大120万円を埋められる可能性がある。ただしSFC PLUS判定対象かは要確認
ANA Pay等の活用60万〜120万円毎月5万〜10万円をANA Payで支払えるかを見る
日常決済60万〜240万円食費・通信費・交通費など、もともと払う支出を移せるかを見る
合計300万円生活費だけで作る金額ではなく、複数ルートで考える

クレカ積立や楽天キャッシュ系ルートは、SFC PLUS判定の対象になるか、今後も同じルートが使えるかを必ず確認してください。

SFC改悪後もSFC PLUSを維持するには、年300万円決済がポイントになる

今回の制度変更でまず押さえたいのは、SFCそのものがなくなるわけではないということです。

変わるのは、SFCを持っている人の特典が、年間決済額によってSFC PLUSとSFC LITEに分かれる点です。

特に影響が大きいのは、ANAラウンジとスターアライアンス・ゴールドです。
ANAやスターアライアンス便を使う海外旅行では、ラウンジや優先サービスがあると、乗り継ぎ前に座って休める、飲み物を取れる、搭乗前の待ち時間を落ち着いて過ごせる、といった差が出ます。

ただし、「SFC LITEになると全部終わり」と考える必要はありません。

SFC PLUSを維持したい人は、年300万円の決済額をどう作るかを確認します。
一方で、ラウンジやスターアライアンス・ゴールドをあまり使わない人は、無理にSFC PLUSを目指さない選択もあります。

まず確認したいこと|公式確認済み・要確認を分けて考える

SFC PLUS維持の話で最も避けたいのは、決済額の対象を誤解することです。

特に、ANAカード決済額とANA Pay決済額は、似ているようで扱いが違います。

ANA公式のライフソリューションサービス条件では、対象になる決済額について、ANAカード決済額からANAカードによるANA Payチャージ金額を除き、ANA Pay決済額を加える考え方が示されています。

ANA PayのFAQでも、ANA Pay決済について対象外になる決済はない一方、ANAカードからANA PayへのチャージはANAカード決済額の対象外と案内されています。

まずは次のように分けて確認します。

項目現時点での扱い確認ポイント
ANAカード決済額公式条件として確認対象対象になるが、除外項目がある
ANA Pay決済額公式条件として確認対象ANA Payで実際に支払った金額として見る
ANAカードからANA PayへのチャージANAカード決済額から除外二重カウントしない
ANA Payの決済対象外FAQ上は対象外決済なしただし支払い先で使えるかは別問題
家族カード本会員に合算される扱いあり家族単位の決済設計に使える可能性
複数ANAカードマイル口座統合で合算される扱いあり複数カード持ちは要確認
クレカ積立要確認最大年120万円を作れる可能性があるが、判定対象かは断定しない
楽天キャッシュ系ルート要確認使える人向け。仕様変更リスクあり

年300万円を作る道筋は、複数あります。
ただし、最終的にはANA公式の実績照会や条件説明で確認してください。

年300万円は月25万円。まずは金額を分解して考える

年300万円と聞くと、手が届かない金額に見えるかもしれません。

でも、月額にすると25万円です。

もちろん、毎月25万円をカードで使うのは簡単ではありません。
家賃をカード払いできない人も多いですし、生活費だけで月25万円を作ろうとすると、無理が出る人もいます。

そこで、生活費だけで埋めようとせず、決済額を3つに分けます。

  1. クレカ積立
  2. ANA Pay等の決済
  3. 日常決済

この3つに分けると、毎月いくらを日常決済で補えばよいかが計算できます。

決済の柱月額の目安年間の目安確認ポイント
ANA SFCゴールド Mastercardでのクレカ積立0〜10万円0〜120万円最大で年300万円のうち120万円を埋められる可能性がある
ANA Pay等の活用5万〜10万円60万〜120万円毎月5万〜10万円をANA Payで支払えるかを見る
日常決済5万〜20万円60万〜240万円足りない部分を食費・通信費・交通費などで補う
合計25万円300万円複数ルートで考える

投信積立やANA Payを組み合わせられる人なら、日常決済で補う金額を月5万〜10万円台まで下げられる場合があります。

夫婦2人で海外旅行をすることが多い場合は、家族全員がSFC PLUSを目指す必要はありません。スターアライアンス・ゴールドのラウンジ同伴を前提にすると、どちらか一方がSFC PLUSを維持できれば、2人旅行ではラウンジ利用をまかなえる場面があります。

家族単位では「誰が達成するか」「誰のANAカードに決済を寄せるか」を決めると、必要額を1人分に集めて計算できます。

年300万円の作り方は3プランで考える

SFC PLUS維持の年300万円は、全員が同じ形で作る必要はありません。

クレカ積立をどこまで柱にするか。
ANA Payを毎月どれくらい安定して使えるか。
日常決済をどこまでANAカードに寄せられるか。

この3つによって、月ごとの不足額は変わります。

作り方は、安全確認プラン、現実ラインプラン、ルート活用プランの3つに分けられます。

プランクレカ積立ANA Pay・楽天キャッシュ系日常決済合うケース
安全確認プラン0〜60万円60万円180万〜240万円まず公式確認済みの決済を中心に考えたい人
現実ラインプラン120万円60万円120万円クレカ積立とANA Payを無理なく使える人
ルート活用プラン120万円120万円60万円ANA Pay→楽天Edy→楽天キャッシュまで使える人

日常決済の負担を最も下げられるのはルート活用プランです。

ANA SFCゴールド Mastercardでのクレカ積立で120万円。
ANA Pay・楽天キャッシュ系で120万円。
残りを日常決済で60万円。

この形なら、日常決済で補う分は月5万円程度です。

ただし、ルート活用プランは全員向けではありません。
クレカ積立がSFC PLUS判定に含まれるか、ANA Payを毎月安定して使えるか、ANA Payから楽天Edy・楽天キャッシュへつなぐルートを継続して使えるかを確認できる人向けです。

ANA Payや楽天キャッシュ系ルートを使わない人は、現実ラインプランか安全確認プランから不足額を計算します。

柱① ANA SFCゴールド Mastercardで年間120万円の決済額を作る

SFC PLUS維持を考えるうえで、最初に確認したいのがクレカ積立です。

ANA SFCゴールド Mastercardを使って月10万円のクレカ積立ができるなら、年間120万円になります。

月額年間
10万円120万円

年300万円のうち、120万円をここで作れるなら、残りは180万円です。

三井住友カードつみたて投資では、SBI証券の投信積立サービスを三井住友カード発行のクレジットカードで支払うことができ、投信積立可能な銘柄を毎月100円から最大10万円まで積み立てられると案内されています。

この「月10万円×12か月=120万円」は、SFC PLUS維持を考えるうえで、年300万円の4割を埋める候補になります。

投信積立は買い物と違って、使って終わりのお金ではありません。
もちろん投資なので値動きはありますが、支出を無理に増やすよりも、資産形成と決済額づくりを同時に考えられます。

私なら、SFC PLUS維持を考えるとき、まずここを確認します。

ただし、クレカ積立がSFC PLUS判定に必ず含まれるとは断定しません。SFC維持を前提にした例としてANA SFCゴールド Mastercardを挙げていますが、対象カードや判定上の扱いは、ANA側・カード会社側の最新条件を確認してください。

カード会社独自の年間利用額判定と、ANA側のSFC PLUS判定は同じものではありません。
クレカ積立を年300万円の一部に入れる場合は、どの判定でどう扱われるかを必ず確認します。

柱② ANA Payを使える支払いで年間60万〜120万円を作る

2つ目の柱は、ANA Payです。

今回の制度変更では、ANAカードだけでなく、ANA Payの決済額も重要になります。

ANA Payは、ANAマイレージクラブアプリで使えるスマートフォン決済サービスで、チャージした残高を店頭やオンラインの支払いに使えるサービスです。
本人確認済みの場合、ANA Payのチャージ上限は1回10万円、1日10万円、1カ月30万円と案内されています。

毎月5万円〜10万円規模でANA Payを使える支払い先がある人は、年間60万〜120万円の決済額を作れます。

毎月5万円分をANA Payで支払えるなら、年間60万円です。

月額年間
5万円60万円

毎月10万円規模で使えるなら、年間120万円です。

月額年間
10万円120万円

注意したいのは、ANAカードからANA Payへチャージした金額は、ANAカード決済額には入らないことです。
一方で、ANA Payで実際に支払った金額は、ANA Pay決済額として見ることになります。

項目扱い
ANAカードからANA PayへのチャージANAカード決済額には入らない
ANA Payで実際に支払った金額ANA Pay決済額として見る
ANAカード決済額とANA Pay決済額二重カウントしない

ここを誤解すると、年300万円の計画に不足が出ます。

また、ANA Payは決済額づくりには役立ちますが、どこでも使える決済手段ではありません。

店頭では対応する決済方式が必要です。
オンラインではプリペイドカードとしての扱いになります。
支払い先によっては使えない場合もあります。

SFC PLUS維持の計画に入れるなら、毎月5万〜10万円を安定してANA Payで支払えるかを先に確認してください。

ANA Payから楽天Edy・楽天キャッシュへつなげる人は、維持ラインが近づく

ANA Payを使ううえで、楽天Edy、楽天キャッシュへつなげる人は、年300万円の一部を作れます。

楽天証券では、楽天キャッシュを使った投信積立があり、楽天キャッシュで設定できる金額は毎月50,000円までと案内されています。

楽天Edy公式では、楽天Edyから楽天キャッシュへチャージできること、チャージ可能額の上限が10万円/月であることが案内されています。

ANA Payから楽天Edy、楽天キャッシュへつなぐルートを使える人なら、楽天キャッシュ投信積立の月5万円枠も、SFC PLUS維持を考えるうえで年60万円の決済額候補になります。

ANA Pay→楽天Edy→楽天キャッシュの手順は、端末やEdyカードの有無で変わります。SFC PLUS維持を考える段階では、まず年300万円にどれだけ効くかを確認します。

ANA Pay・楽天キャッシュ系の活用年間の目安確認ポイント
ANA Payを月5万円使える場合60万円年間60万円を決済額にできる可能性がある
ANA Pay・楽天キャッシュ系まで月10万円規模で使える場合120万円年間120万円まで見込める可能性がある
使える支払い先が少ない場合無理に組み込まない日常決済で補う

ANA Payや楽天キャッシュ系ルートは、使える人には年60万〜120万円の候補になります。
ただし、すべての支払いに使えるわけではありません。

大事なのは、ANA Payを無理に使うことではなく、もともと支払う予定があるものを、どこまでANA Payや楽天キャッシュ系に寄せられるかで考えることです。

柱③ 残りは日常決済で補う。ルート活用プランなら月5万円でも届く

クレカ積立とANA Pay、楽天キャッシュ系ルートを使えると、SFC PLUS維持の残り額は小さくなります。

ルート活用プランでは次のようになります。

決済の柱月額年間
ANA SFCゴールド Mastercardでのクレカ積立10万円120万円
ANA Pay・楽天キャッシュ系の活用10万円120万円
日常決済で補う分5万円60万円
合計25万円300万円

この形まで組める人なら、残りは月5万円程度です。

月5万円であれば、食費、通信費、交通費、ネット決済、日用品、保険料、ふるさと納税、サブスクなどを少しずつ寄せることで、必要額に近づけます。

現実ラインプランなら、次の形です。

決済の柱月額年間
ANA SFCゴールド Mastercardでのクレカ積立10万円120万円
ANA Pay等の活用5万円60万円
日常決済で補う分10万円120万円
合計25万円300万円

こちらは、ANA Pay等を年間60万円に抑え、日常決済で年間120万円を補う形です。
月10万円の日常決済なら、生活費の一部をカードに寄せられる人には検討できます。

クレカ積立を最初から120万円の柱にしすぎず、日常決済を多めに見る考え方もあります。

決済の柱年間
クレカ積立0〜60万円
ANA Pay等60万円
日常決済180万〜240万円
合計300万円

この場合、日常決済の負担は増えます。
ただし、クレカ積立の対象可否を慎重に見たい人には、この考え方のほうが安全です。

年300万円を達成するために、不要な買い物を増やしたり、生活費を無理に膨らませたりするのは避けます。

私なら、SFC PLUS維持は「決済を増やす」のではなく、「もともと使うお金の寄せ方を決める」と考えます。

夫婦2人旅行なら、どちらか一方がSFC PLUSを維持できれば足りる場面がある

SFC PLUS維持を考えるときは、個人単位だけでなく、家族単位でも決済額を見ます。

特に、夫婦2人で海外旅行をすることが多い場合、夫婦それぞれがSFC PLUSを目指す必要は必ずしもありません。

スターアライアンス・ゴールドでは、ラウンジ利用時に同伴者1名を連れて入れる扱いがあります。条件として、同伴者が同じ便に搭乗することなどが求められる場合があります。

夫婦2人旅行が中心なら、どちらか一方がSFC PLUSを維持できれば、ラウンジ利用については実用上足りる場面があります。

「夫婦でそれぞれ年300万円」と考えると、負担は重くなります。
でも、「夫婦のどちらか一方に決済を寄せる」と考えれば、必要な決済額は1人分に集中できます。

たとえば、次のように考えます。

家族内の考え方方針
ANAやスターアライアンスに多く乗る人その人にSFC PLUS維持を寄せる
クレカ積立やANA Payを管理する人その人のカードへ決済を集約する
夫婦2人旅行が中心どちらか一方のSFC PLUS維持を優先する
家族4人以上でラウンジを使いたい同伴1名だけで足りるかを別途考える

家族旅行では、全員が同じ条件を達成するより、家族単位で誰に決済を集めるかを決める方が、毎月確認する対象も1人分にできます。

SFC PLUS維持を前向きに考えたい人

SFC PLUS維持を前向きに考えたいのは、次のような人です。

判断軸SFC PLUS維持を考えたい人
ANA・スターアライアンス搭乗年1回以上使う
ラウンジ夫婦2人旅行で活かせる
決済設計クレカ積立・ANA Payを無理なく使える
他カードとの関係他カードの役割を残しながらANAへ寄せられる
家族旅行同伴1名で足りる場面が多い
マイル方針ANAマイルを今後も貯めたい

海外旅行でスターアライアンス便を使う人にとって、SFC PLUSの価値は残ります。

ラウンジは、単なる贅沢ではありません。
長距離移動や乗り継ぎがある旅行では、座って待てること、飲み物や軽食を取れること、搭乗前に荷物を置いて休めることが役立ちます。

夫婦2人旅行が多い人なら、どちらか一方がSFC PLUSを維持するだけでも、ラウンジ同伴の面で実用的な価値があります。

年300万円という数字だけを見ると重く見えます。
でも、クレカ積立、ANA Pay、日常決済を分けて考えられる人なら、検討する価値があります。

無理にSFC PLUSを目指さなくてもよい人

一方で、無理にSFC PLUSを目指さなくてもよい人もいます。

判断軸無理に目指さなくてもよい人
ANA・スターアライアンス搭乗ほとんど使わない
ラウンジそこまで重視しない
決済設計SFC PLUSのために支出を増やす必要がある
他カードとの関係Marriott Bonvoyアメックス、JCB、dカードなどを優先したい
家族旅行同伴1名では足りない
投信積立無理に積立額を増やすことになる

SFC PLUSを目指さない判断も、旅行スタイルに合うなら問題ありません。

SFC LITEになっても、SFCそのものが消えるわけではありません。
ラウンジやスターアライアンス・ゴールドをそこまで使わない人なら、無理に年300万円を目指すより、今まで通り必要なカードを使い分けるほうが合う場合もあります。

私自身も、海外旅行ではカードの役割を分けて考えます。

メインで使いたいカード、保険を補強するカード、ホテルで使うカード、プリペイドやサブカードなど、それぞれ役割があります。

SFC PLUS維持のために、すべてをANAカードへ寄せすぎると、他のメリットを失う可能性もあります。

SFC PLUS維持だけを目的にせず、旅行時のカード構成も残します。

自分の旅行スタイルに合うなら、SFC PLUS維持を目指す。
合わないなら、SFC LITEで維持しながら、必要な場面だけ別の方法で補う。

どちらも現実的な選択です。

SFC PLUS維持で確認したい注意点

SFC PLUS維持にはいくつかの作り方があります。
ただし、進める前に確認したい点もあります。

注意点は、「やめる理由」ではなく、「確認して進めるため」に見てください。

対象決済額は必ず公式で確認する

SFC PLUS判定の対象になる決済額は、必ず公式情報で確認してください。

特に確認したいのは、次の点です。

確認項目見る理由
ANAカード決済額どのカード・どの利用が対象か
ANA Pay決済額ANA Pay利用分の扱い
ANAカードからANA PayへのチャージANAカード決済額には入らないため
クレカ積立SFC PLUS判定に含まれるか慎重に見るため
家族カード合算条件を確認するため
複数ANAカードマイル口座統合時の扱いを見るため
決済データの反映タイミング判定期間内に入るか確認するため

特に、ANAカードからANA Payへのチャージは、ANAカード決済額の対象外と案内されています。

ここを誤解すると、決済計画が大きくずれる可能性があります。

また、ANA公式のライフソリューションサービス条件では、対象期間終了間際にANAカードで決済した金額が対象期間内に決済データ到着とならず、ステイタス獲得に向けた決済金額としてカウントされない場合があるため、余裕をもって利用するよう案内されています。

クレカ積立・楽天キャッシュ・ANA Payルートは変更リスクがある

クレカ積立、楽天キャッシュ、ANA Payなどの決済ルートは、SFC PLUS維持を考えるうえで年300万円の候補になります。

ただし、このあたりのルートは、制度変更や仕様変更が出る領域です。
ポイント付与対象、積立上限、チャージ元、決済可否、対象外条件などが変わる可能性があります。

表の金額は、永久に固定された攻略法ではなく、考え方の整理として見てください。

毎年、判定期間に入る前に公式条件を確認し、変わった部分があれば年300万円の内訳を作り直します。

投信積立は値動きと資金管理を忘れない

クレカ積立は、SFC PLUS維持を考えるうえで年120万円の候補になります。

ただし、投信積立は投資です。
元本保証ではありません。

積立した資金をすぐ売却する場合でも、値動きの影響があります。
タイミングによっては損失が出ることもありますし、税金や売却手続きも考える必要があります。

生活費まで無理に投信積立へ回すのは避けたほうがよいです。

SFC PLUS維持のために投信積立を使うなら、資産形成や資金管理の範囲に収まる金額にしてください。

他カードの役割を失いすぎない

SFC PLUS維持を目指すと、ANAカードに決済を寄せたくなります。

ただし、海外旅行ではANAカードだけが正解ではありません。

海外旅行保険、ホテル特典、国際ブランドの分散、現地決済の通りやすさ、プリペイドカードとの使い分けなど、カードにはそれぞれ役割があります。

たとえば、ホテルではMarriott Bonvoyアメックスを使いたい人もいます。
海外旅行保険では、複数のカードを重ねて備えたい人もいます。
現地決済では、VisaやMastercardのクレジットカードを予備として持ちたい場面もあります。

SFC PLUS維持のために、他のカードの役割をすべて削ってしまうと、旅行全体の備えが薄くなることがあります。

年300万円を目指すとしても、全部をANAカードへ寄せる必要はありません。

まずは、ANAカード・ANA Payへ寄せても問題ない支払いを見つける。
そのうえで、残したいカードの役割は残す。

このバランスを崩さないことも、海外旅行では重要です。

SFC PLUS維持を考えるなら、まずこの順番で確認する

SFC PLUS維持を考えるときは、いきなりカードを切り替えず、次の順番で確認します。

順番確認すること理由
1ANA公式でSFC PLUS / LITEの条件を確認する制度条件を誤読しないため
2自分の年間ANAカード決済額を確認する今の不足額を把握するため
3クレカ積立を柱にできるか確認する年120万円の可能性を見るため
4ANA Payを毎月いくら使えるか確認する年60万〜120万円の候補を見るため
5ANA Pay→楽天Edy→楽天キャッシュを使うか確認するルート活用プランに進めるかを見るため
6夫婦・家族で誰に決済を寄せるか決める家族単位で効率よく考えるため
7足りない分だけ日常決済で補う無駄な支出を増やさないため

この順番で確認したら、最後は必ずANA公式ページで、対象決済額・対象外決済・家族カード・ANA Payの扱いを確認してください。

SFC PLUS維持は、勢いでカードを切り替える話ではありません。
公式条件を確認しながら、1年分の決済計画を作る話です。

SFC PLUS維持の確認シート

最後に、自分の状況を整理するための確認シートを作ると、年300万円に届く見込みがあるかを判断できます。

確認項目自分の状況
現在のANAカード年間決済額__万円
ANA Payで毎月使えそうな金額月__万円
クレカ積立を使うか使う / 要確認 / 使わない
ANA Pay→楽天Edy→楽天キャッシュを使うか使う / 要確認 / 使わない
家族カード・夫婦集約を使うか使う / 使わない
SFC PLUS維持で必要な不足額年__万円
他カードから移してよい決済__万円
移さない方がよい決済__万円

この表を埋めてみると、SFC PLUS維持が「なんとなく無理」なのか、「組み立てれば届く」のかが分かります。

私なら、SFC PLUS維持は「決済を増やす」のではなく「寄せ方を決める」と考える

私なら、SFC PLUS維持のために支出を増やすことはしません。

考えるのは、もともと使う予定のあるお金を、どこまでANAカードやANA Payに寄せられるかです。

まず、クレカ積立で年間120万円の柱を作れるかを見ます。
次に、ANA Payで使える支払い先があるかを見ます。
ANA Payから楽天Edy、楽天キャッシュへつなぐルートを使えるなら、楽天キャッシュ投信積立の月5万円枠も確認します。
さらに、夫婦2人旅行が中心なら、どちらか一方に決済を寄せればよいかを考えます。

そのうえで、足りない分だけ日常決済で補います。

確認する順番は次の通りです。

  1. ANA SFCゴールド Mastercardでクレカ積立を月10万円できるか確認する
  2. ANA Payで毎月5万〜10万円使える支払い先があるか確認する
  3. ANA Pay→楽天Edy→楽天キャッシュを使うか確認する
  4. 夫婦・家族単位で誰に決済を寄せるか決める
  5. 残りを食費・通信費・交通費・日用品などで補う
  6. 他カードの保険・ホテル特典・決済ブランド分散は残す

この順番なら、年300万円は「無理な支出」ではなく、「決済設計」として扱えます。

SFC改悪はたしかに大きな変更です。
でも、見方を変えれば、これまでなんとなく使っていたカード決済を整理するきっかけにもなります。

SFC PLUSを維持したい人は、まず自分の年間決済を見える化してみるとよいです。

まとめ|SFC改悪後も、維持できる人は十分にいる

SFC制度変更は、これまでSFCを持っていれば長く使えると思っていた人にとって、大きな見直しです。

特に、SFC PLUSとSFC LITEに分かれ、年300万円のANAカード・ANA Pay決済額がラウンジやスターアライアンス・ゴールドの分かれ目になる点は、無視できません。

ただし、年300万円という数字だけを見て、すぐに「無理」と決める必要はありません。

ANA SFCゴールド Mastercardでのクレカ積立で年間120万円。
ANA Payや楽天キャッシュ系の活用で年間60万〜120万円。
残りを日常決済で補う。

こう分けて考えると、SFC PLUS維持は、毎月の負担を月5万〜10万円台の日常決済まで下げられる場合があります。

特に、夫婦2人旅行が中心なら、どちらか一方がSFC PLUSを維持できれば、ラウンジ同伴の面で足りる場面もあります。

もちろん、対象決済額、クレカ積立の扱い、ANA Payの対象範囲、家族カードの合算、決済ルートの継続性は必ず確認が必要です。

今回の変更は「SFCが終わった」とだけ見るより、ANAカード・ANA Pay・投信積立・日常決済をどう組み立てるかを考える機会として使えます。

SFC PLUSの年300万円は、生活費だけで無理に使う金額ではありません。

投信積立・ANA Pay・楽天キャッシュ系ルート・日常決済に分けて考え、自分の年間決済額と照らし合わせて確認してみてください。

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