ユナイテッド航空の特典航空券は、MileagePlusカードを持っていると必要マイル数が少なくなることがあると聞いて、気になっている人は多いと思います。
ただ、この話は少しややこしいです。
日本在住向けのMileagePlusカードまで本当に対象なのか、どのカードが割引対象で、どのカードが対象外なのかが、公式を見ても一瞬ではつかみにくいからです。
United日本公式では、対象本会員はユナイテッド航空またはユナイテッド・エクスプレスの特典航空券を、割引された必要マイル数で予約できると案内されています。
一般会員は基準必要マイル数より10%以上少なく、Premier会員は15%以上少ないマイル数で予約できます。
結論:日本発行のMileagePlusカードでも割引対象はあるが、全部ではない
結論を先に書くと、日本発行のMileagePlusカードでも、特典航空券割引の対象になるカードはあります。
ただし、全部ではありません。 ここを最初に押さえておくのが大事です。
まずは、対象カードと対象外カードを先に見ます。
| カード | 年会費(税込) | 特典航空券割引 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| MileagePlus セゾンカード | 3,300円 | 対象 | 最安でこの特典を残したい人向け |
| MileagePlus MUFGカード ゴールドプレステージ | 16,500円 | 対象 | ゴールド帯で比較したい人向け |
| MileagePlus UCゴールドカード | 19,800円 | 対象 | UC系ゴールドで持ちたい人向け |
| MileagePlus JCB ゴールドカード | 21,450円 | 対象 | JCBゴールドで持ちたい人向け |
| MileagePlus JCB Classic Card | 1,375円 | 対象外 | 安いがこの制度は使えない |
| MileagePlus JCB Standard Card | 5,500円 | 対象外 | 名前が似ていて誤解しやすい |
表は代表例だけを先に抜き出したものです。対象カードの全体像は後半でまとめて確認します。
ここが一番大事です。
安いMileagePlusカードでも、特典航空券割引の対象外があるので、年会費だけで選ぶと外しやすいです。
特に日本発行の MileagePlus JCB Standard Card と MileagePlus JCB Classic Card は、United本体の案内では Cardmember award pricing の対象外です。
大事なのは、安いカードを選ぶことではなく、安い「対象カード」を選ぶことです。
MileagePlusカードという名前だけで決めると、この制度では外しやすいです。
私自身、以前は MileagePlusセゾンカードをメインカードとして使っていた 時期がありました。
ただ、マイルアップメンバーズの年会費が大きく上がってからは、日常決済の主軸を ANA JCBゴールド に移しています。
今は、UAマイルを使うときの特典航空券割引を残すために、最安で持ち続けるカードとして見ています。
読者が一番引っかかりやすいのは、
「MileagePlusカードという名前が付いているなら、だいたい同じ特典が付くのでは」
と思ってしまうことです。
でも実際には違います。
United日本公式の比較表では対象カードが明示され、United本体側では、Cardmember award pricing は United / United Express の award flights に限るとされ、日本発行の一部JCBカードは対象外として整理されています。
年会費を見る前に、まず対象カードかどうかを確認してください。
MileagePlusカードの特典航空券割引とは何か
この特典で変わるのは、貯まる量ではなく、特典航空券に必要なマイル数です。
United日本公式では、対象提携カード本会員は、ユナイテッド便の特典航空券について、一般会員でも10%以上少ない必要マイル数、Premier会員なら15%以上少ない必要マイル数で予約できると案内しています。
ただし、UAマイルの使い道が全部この割引の対象になるわけではありません。
対象はあくまで United / United Express の特典航空券で、Money + Miles、現金で買う航空券、そのほかの交換商品には適用されません。
つまり、この割引の価値は「UAマイルを持っているか」だけでは決まりません。
UAマイルを何に使うかでかなり変わります。
この割引が効きやすい使い方、効きにくい使い方
ここは、どこで使う人に効くのかで分けて見ます。
効きやすい使い方
- UAマイルでユナイテッド便を予約する
- 北米方面などでUnited / United Express の特典航空券を使う
- 「Cardmembers Save」の差が出る予約を取りたい
効きにくい使い方
- UAマイルの主な使い道が提携便中心
- ANA国内線など、United自社便以外の使い方が中心
- Money + Miles や現金航空券をよく使う
同じUAマイル利用でも、ユナイテッド便で使う人には年会費を払う意味が出やすく、提携便中心なら意味が薄くなります。
日本発行で特典航空券割引の対象になるMileagePlusカード一覧
United日本公式で、特典航空券割引の対象提携カードとして確認しやすいのは、少なくとも次のカードです。
- MileagePlus セゾンカード
- MileagePlus セゾンゴールドカード
- MileagePlus セゾンプラチナカード
- MileagePlus JCB ゴールドカード
- MileagePlus JCB プラチナカード
- MileagePlus MUFGカード ゴールドプレステージ
- MileagePlus UC ゴールドカード
- MileagePlus ダイナースクラブカード
- MileagePlus ダイナースクラブ ファースト
この中で、年会費がいちばん安いのは MileagePlusセゾンカードです。
「とにかく最安でこの特典を残したい」という見方をするなら、まずMileagePlusセゾンカードから見ます。
日本発行でも対象外のMileagePlusカード
逆に気をつけたいのは、年会費が安いカードが、そのまま割引対象とは限らないことです。
United本体の案内では、日本発行の MileagePlus JCB Standard Card と MileagePlus JCB Classic Card は Cardmember award pricing の対象外として整理されています。
そのため、安いカードを選ぶことより、
安い「対象カード」を選ぶこと
のほうが大事です。
私がMileagePlusセゾンカードを今も残したいと思う理由
私は以前、MileagePlusセゾンカードをメインカードとして使っていました。
ただ、マイルアップメンバーズの年会費が上がってからは、日常決済の主軸は ANA JCBゴールドへ移しています。
それでも、MileagePlusセゾンカードを完全にやめようとは思っていません。
理由は、今はこれを「貯めるためのメインカード」ではなく、「UAマイルを使うために残すカード」として見ているからです。
こう考えると、普段使いのカードと、UAマイル利用のために残すカードを分けて考えられます。
- 普段の決済をどのカードに集めるか
- UAマイル利用時の特典航空券割引を残すために、どのカードを維持するか
私にとってのMileagePlusセゾンカードは、もう「積極的に貯めるメインカード」ではありません。
ただし、UAマイルを使うときのために最安で残すカードです。
どんな人に向くか、向かないか
向く人
- UAマイルでユナイテッド便を予約したい人
- 特典航空券の必要マイル数を少しでも下げたい人
- まずは最安でこの特典を残したい人
向かない人
- UAマイルは使うが、中心は提携便やANA国内線の人
- この割引より、日常決済の還元率を重視する人
- この制度以外に、カードを持つ理由があまりない人
ユナイテッド便中心なら意味がある。提携便中心なら優先度が下がる。
この分岐で見れば、自分が年会費を払う側か、見送る側かを決めやすくなります。
私ならこうする
私なら、特典航空券割引のために持つなら、まず最安のMileagePlusセゾンカードを残します。
いきなり高年会費カードから入る必要はあまり感じません。
高年会費カードを選ぶ意味が出るのは、ラウンジや上位特典など、この制度以外まで使いたい人です。
逆に、このテーマだけで考えるなら、
最安でこの特典を維持できるか
が一番大事です。
UAマイル利用のためにカードを残すかどうかだけでなく、海外旅行全体でどのカードを主軸にするかも整理したい人は、こちらも参考になります。
まとめ
日本発行のMileagePlusカードでも、特典航空券割引の対象になるカードはあります。
ただし、全部ではありません。
対象は主にユナイテッド航空・ユナイテッドエクスプレスの特典航空券で、Money + Milesや現金航空券には適用されません。
私なら、特典航空券割引を目当てにするなら、まずは最安の MileagePlusセゾンカードから考えます。今の私にとっても、これは「貯めるためのメインカード」ではなく、UAマイルを使うために最安で残すカードです。
MileagePlusカードは、何を持っても同じではありません。
ユナイテッド便をマイルで使う人だけが、割引対象カードの年会費を回収しやすい。
迷ったら、最初に確認するのは
「自分がUAマイルを使いたいのはユナイテッド便か、提携便か」
の1点です。ここが分かると、この制度の価値はかなり判断しやすくなります。
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