SFCを持っている人にとって、2028年4月からの制度変更で悩むのは、ANAカード・ANA Payへ年300万円を寄せ続けるか、SFC LITEとして残すかです。
私の場合、いま考えているのは後者です。
ANA SFCゴールドをANA SFC一般カードへ下げて、SFC LITEとして残す。
これで年会費は16,500円から11,275円になり、年5,225円の固定費を下げられます。
この5,225円を、ただ節約して終わりにはしません。
JALカードSuica CLUB-Aのショッピングマイル・プレミアム年4,950円に回します。
ANA側は完全に捨てない。
でも、SFC PLUS維持のために年300万円を無理に作り続けることもしない。
ANA側はSFC LITEで残し、これから貯めるマイルはJALマイルへ寄せる。
これが、いまの答えです。
ここでいう「SFCカードを寝かせる」は、SFCをすぐ解約するという意味ではありません。ANA側の資格は低コストで残し、SFC PLUSの年300万円を無理に追わず、これから増やすマイルの軸をJAL側へ移すという整理です。
| 迷い | この記事での判断 | 次に見ること |
|---|---|---|
| SFCを解約するか | いきなり解約せず、SFC LITEとして寝かせる | 年会費月とカードグレードを確認する |
| SFC PLUSを追うか | 年300万円を無理に作らない | 年300万円を作る場合の全体像と比べる |
| JALへ寄せるか | JALカードSuica CLUB-A+ショッピングマイル・プレミアムから始める | JALカードのグレードを整理する |
| ラウンジをどうするか | ANAラウンジだけでなく、プライオリティ・パスも見る | SFC LITE後のラウンジ代替を確認する |
このページの結論
ANA SFCゴールドを一般カードへ下げて寝かせ、年5,225円を浮かせます。その分をJALカードSuica CLUB-Aのショッピングマイル・プレミアム年4,950円へ回し、今後のマイル蓄積をJALマイルへ寄せる考え方です。
まず結論|年5,225円を浮かせて、JAL側へ回す
今回やりたいことは、かなりシンプルです。
| 項目 | 方針 |
|---|---|
| ANA側 | ANA SFCゴールドをANA SFC一般カードへ下げて寝かせる |
| 年会費 | 年5,225円を下げる |
| JAL側 | JALカードSuica CLUB-Aにショッピングマイル・プレミアムを付ける |
| マイル方針 | これから貯める軸をJALマイルへ寄せる |
| ANAマイル | ANA便・ベトナム航空便で使う分に絞る |
| ラウンジ | SFC PLUSではなく、プライオリティ・パスで使える空港ラウンジも使う |
年5,225円を浮かせて、年4,950円をJAL側へ回す。
差し引きでは275円だけ年会費が下がります。
節約額としては小さいです。
でも、年会費の払い先は変わります。
ANA SFCゴールド維持のために払っていたお金を、JALカードSuica CLUB-Aのマイル積算率を上げる費用へ移す。
このページで決めたいのは、ANA側に残す年会費をどこまで抑え、浮いた分をJAL側へどう回すかです。
SFC LITEでいちばん影響が出るのは、スターアライアンス・ゴールド資格を使えなくなること
SFC LITEで気にするべきなのは、ANAラウンジだけではありません。
海外でルフトハンザ、シンガポール航空、タイ国際航空、ユナイテッド航空など、ANA以外のスターアライアンス便を使う人は、スターアライアンス・ゴールド資格によるラウンジ、優先チェックイン、優先搭乗、手荷物優先返却を使えなくなる場面があります。
ここは、自分がどの便に乗るかで判断します。
| 失うもの・弱くなるもの | 影響が大きい人 | 私の考え方 |
|---|---|---|
| スターアライアンス・ゴールド資格 | ANA以外のスターアライアンス便に多く乗る人 | 広く使わないなら、年300万円を作る優先度は下がる |
| ANAラウンジ | ANA便利用時に毎回ラウンジを使う人 | 出発前に座って飲み物を飲む目的なら、別ラウンジを用意する |
| ANAカード決済集中 | ANAマイルを最優先で貯める人 | 今後はJALマイルへ寄せる |
| SFC資格 | 完全解約したくない人 | SFC LITEとして残す |
私の場合、ANA以外のスターアライアンス便を広く使う予定はあまりありません。
ANAマイルは、ANA便かベトナム航空便で使う分に寄せます。
そう考えると、スターアライアンス・ゴールド資格を維持するためだけに、ANAカード・ANA Payへ年300万円を寄せる優先度は下がります。
ANA便中心なら、SFC LITEで大きく変わるのは主にANAラウンジです。
ANAラウンジそのものを完全に置き換えることはできません。
ただ、「出発前に座って飲み物を飲む場所がほしい」という目的なら、プライオリティ・パスで使える空港ラウンジを別に用意する方法があります。
ANAマイルはANA便・ベトナム航空便用に絞る
ANAマイルはゼロにしません。
ANA便やベトナム航空便で使う分は残します。
ただ、ANAカード・ANA Payへ年間300万円を寄せてまで、ANAマイルを増やし続けるかというと、そこは変えたいです。
これからは、貯める軸をJALマイルへ少しずつ移します。
その最初の一手が、JALカードSuica CLUB-Aのショッピングマイル・プレミアムです。
JALカードSuica CLUB-Aを持ったまま、ショッピングマイル・プレミアムを付ける。
これで、JALカード利用分のショッピングマイルを100円=1マイルへ上げられます。
ANA側はSFC LITEで残す。
ANAマイルはANA便・ベトナム航空便で使う分に限定する。
これから貯めるマイルはJAL側へ寄せる。
ANAを完全に切るのではなく、ANA側に残すものと、JAL側へ移すものを決めます。
ANA SFCゴールドを一般カードへ下げると、年5,225円を浮かせられる
ANA SFCゴールドを一般カードへ下げる目的は、SFCを解約することではありません。
SFC資格を残しながら、ANA側の固定費を下げることです。
| カード | 本会員年会費 |
|---|---|
| ANA SFC一般カード | 11,275円 |
| ANA SFCゴールドカード | 16,500円 |
| 差額 | 5,225円 |
ANA SFCゴールドをANA SFC一般カードへ下げれば、年5,225円を浮かせられます。
ただし、これは「SFCを解約して年会費をゼロにする」話ではありません。SFC資格を残すための最低限の固定費は払いながら、ゴールドカード分の上乗せを外す考え方です。
ただし、ANAカードで高レートのマイル移行を続けるなら、ここは注意が必要です。
ANA SFC一般カードは、JCBの2マイルコースで年5,500円、Visa / Mastercardの2倍コースで年6,600円の移行手数料がかかります。ANA SFCゴールドカードは移行手数料無料です。
つまり、ANAカードを決済の中心にしてANAマイルへ移し続けるなら、一般カードへ下げても年間負担はあまり下がりません。
私の場合は、ここで考え方を変えます。
ANAマイルを積極的に増やすのではなく、ANA便・ベトナム航空便で使う分に絞る。
これから貯めるマイルはJALマイルへ寄せる。
この使い方なら、ANA SFCゴールドを一般カードへ下げる意味が出ます。
浮いた年5,225円をショッピングマイル・プレミアム年4,950円に回す
実際にやろうとしているのは、この年会費の移し替えです。
ANA SFCゴールドを一般カードへ下げて、年5,225円を浮かせる。
その5,225円を、JALカードSuica CLUB-Aのショッピングマイル・プレミアム年4,950円に回す。
| 使い道 | 年間費用 | 意味 |
|---|---|---|
| ANA SFCゴールドを一般カードへ下げる | -5,225円 | ANA側の固定費を下げる |
| JALカードSuica CLUB-Aのショッピングマイル・プレミアム | +4,950円 | JALカード利用分のマイル積算率を上げる |
| 差し引き | -275円 | ANA側を寝かせながら、JALマイルを貯める力を上げる |
ショッピングマイル・プレミアムは、JALカード年会費に4,950円を加えて入会するサービスです。CLUB-Aゴールドカードなどは自動入会で、ショッピングマイル・プレミアム年会費は無料です。
差し引き275円下がるだけなので、家計の節約額としては小さいです。
ただし、年会費の払い先は変わります。
ANA SFCゴールド維持のために払っていた年会費の一部を、JALカードSuica CLUB-Aのショッピングマイル・プレミアムへ移す。
これで、SFC LITEを残しながら、JALカード利用分のマイル積算率を100円=1マイルへ上げられます。
SFC PLUS維持のために、ANAカード・ANA Payへ月25万円を寄せるのではありません。
ANA側の固定費を下げ、その分をJALカードSuica CLUB-Aのマイル積算へ回します。
ここがこのページの答えです
ANA SFCゴールドを一般カードへ下げて年5,225円を浮かせ、その分をJALカードSuica CLUB-Aのショッピングマイル・プレミアム年4,950円へ回します。SFC PLUS維持のために年300万円を無理に作らず、ANA側はSFC LITEで残し、これから貯めるマイルはJALマイルへ寄せます。
JALカードSuica CLUB-Aゴールドは次の段階で考える
JALカードSuica CLUB-Aゴールドも気になります。
JR東日本を日常的に使うなら、えきねっと、モバイルSuica、オートチャージ、SuicaチャージなどでJRE POINTが貯まる場面があります。
JRE POINTをJALマイルへ寄せたいなら、JALカードSuicaは相性があります。
ただし、いまの最初の一手は、JALカードSuica CLUB-Aにショッピングマイル・プレミアムを付けることです。
いきなりCLUB-Aゴールドへ上げるのではなく、次の順番で進めます。
- ANA SFCゴールドを一般カードへ下げる
- 浮いた年5,225円をショッピングマイル・プレミアム年4,950円へ回す
- JALカード決済やJRE POINT活用が増えてきたら、CLUB-Aゴールドを次に考える
CLUB-Aゴールドは、JALカード利用やJRE POINT活用が増えてから検討します。
最初の一手は、ショッピングマイル・プレミアムです。
JALカード側を詳しく比べる場合
JALカードSuica CLUB-Aにショッピングマイル・プレミアムを付けるか、CLUB-Aゴールドまで上げるかを決めたい方は、JALカード選びのページで比べます。
ANA SFC一般Masterへ下げる前に、積立とJAL Payを照合する
ANA SFCゴールドを一般カードへ下げるなら、カードブランドも決め直すことになります。私が考えているのは、ANA SFC一般Masterです。
ここでMastercardを考える理由は、海外でJCBが通らないからではありません。
ここで照合したいのは、次の2つです。
- SBI証券のクレカ積立に使えるか
- JAL Payへチャージできるか
三井住友カードつみたて投資は、SBI証券の投信積立を三井住友カード発行のクレジットカードで支払えるサービスです。ただし、Vポイント以外の独自ポイントが貯まるカードはポイント付与対象外と案内されています。
そのため、ANA SFC一般MasterをSBI証券のクレカ積立に使う場合は、次の順に照合します。
| 照合すること | 理由 |
|---|---|
| 積立設定に使えるか | SBI証券の投信積立をカード払いにできるか |
| ポイント付与対象になるか | 独自ポイント系カードはポイント付与対象外と案内されている |
| 積立カードを切り替える手間 | 既存の積立設定を変更する必要がある |
JAL Payへのチャージも、カードを切り替える前に照合します。
JAL Payはクレジットカードチャージに対応していますが、カードによって利用できない場合があり、3Dセキュア2.0に対応した対象カードである必要があります。登録できるクレジットカードは1枚のみで、変更する場合はいったん解除して再登録する必要があります。
ANA SFC一般Masterに変えるなら、カード番号変更も起きます。
変更前には、次を洗い出します。
| 洗い出すもの | 放置すると困ること |
|---|---|
| ANAマイレージクラブお客様番号 | 予約、登録情報、マイル口座の表示で混乱する |
| クレジットカード番号 | 公共料金、サブスク、ETC、通販の支払いが止まる |
| SBI証券クレカ積立 | 積立設定カードを変更する必要がある |
| JAL Pay登録カード | 登録カードの解除・再登録や3Dセキュア設定が必要になる |
| 家族カード | 家族カードの再発行や支払い変更が必要になる |
| 旅行予約中のカード | ホテルや航空券のチェックイン時に登録カードと違う可能性がある |
ANA SFC一般Masterは、単に年会費を下げるためだけのカードではありません。
SFC LITEで資格を残す。
SBI証券クレカ積立やJAL Payチャージに使えるか照合する。
JAL側へ少しずつ寄せる。
ANA SFC一般Masterへ変える前に、この3つを照合します。
今すぐやること、まだやらないこと
SFC改悪後に、いきなり全部を変える必要はありません。
まず確認することと、まだ急がないことを整理します。
| 今すぐ確認すること | まだ急がないこと |
|---|---|
| ANA SFCカードの次回年会費月 | すぐに解約する |
| ANAカード・ANA Payの年間利用額 | 年300万円を無理に作る |
| ANA以外のスターアライアンス便に乗る予定 | SFC PLUS維持を決め打ちする |
| プライオリティ・パスで使える空港ラウンジ | ラウンジ目的だけで年300万円を作る |
| ショッピングマイル・プレミアムを付ける時期 | いきなりCLUB-Aゴールドへ上げる |
| SBI証券クレカ積立・JAL Payチャージの対象可否 | 使えると思い込んでカードを切り替える |
特に先に確認するのは、次の3つです。
- ANA SFCゴールドの年会費月
- JALカードSuica CLUB-Aにショッピングマイル・プレミアムを付けるタイミング
- ANA SFC一般MasterでSBI証券クレカ積立・JAL Payチャージを使えるか
この3つが分かると、次回年会費月までに、カードを下げる時期とJAL側へ費用を移す順番を決められます。
次に読む記事
このページは、SFC改悪後に「年300万円を無理に作らない」人の中間判断です。詳しい制度やカード比較は、次のページで深掘りします。
SFC PLUS維持のために年300万円を作るか判断する場合
SFC PLUS / SFC LITEの制度差を確認する場合
SFCを低コストで残す考え方を確認する場合
ANA JCB SFCゴールドを保険つきで残すか判断する場合
ANAからJALへ寄せる全体方針を確認する場合
JAL側でLSPやJMB eliteも見ておきたい場合
JALカードを選びたい場合
JALカードSuica CLUB-Aを詳しく確認する場合
この方針では、JALカードSuica CLUB-Aにショッピングマイル・プレミアムを付けるところから始めます。
そのうえで、JALカードSuica CLUB-Aゴールドまで上げるかは、JALカード選びのページで比べます。
SFCを寝かせる判断だけで止めるなら、ANA側の年会費月とカード切替だけを確認します。JALマイルへ寄せる判断まで進めるなら、JALカードのグレード選びとラウンジ代替も同じタイミングで見ておくと、次の支払い先を決めやすくなります。
次に確認するなら
JALカードSuica CLUB-Aにショッピングマイル・プレミアムを付けるか、CLUB-Aゴールドまで上げるかを決めたい方は、JALカード選びのページで比べます。
公式条件の確認先
まとめ|JALメイン+SFC LITE残しなら、ANA側をゼロにしなくてよい
SFC改悪後に、必ずSFC PLUS維持のため年300万円を作らなければいけないわけではありません。
ANA以外のスターアライアンス便をよく使う人にとっては、スターアライアンス・ゴールド資格の喪失が、ラウンジ、優先チェックイン、優先搭乗、手荷物優先返却に影響します。
一方で、ANA便中心で、出発前に座って飲み物を飲む場所はプライオリティ・パスで使える空港ラウンジを別に用意するなら、SFC LITEで残す選択肢があります。
私の場合は、今後はJALをメインにしつつ、ANA側はSFC LITEで残す方針です。
そのために、ANA SFCゴールドをANA SFC一般カードへ下げて寝かせます。
年会費差は5,225円です。
その5,225円を、JALカードSuica CLUB-Aのショッピングマイル・プレミアム年4,950円に回します。
ANA側は完全に捨てない。
でも、ANAカード・ANA Payへ年300万円を寄せることも無理に続けない。
ANAマイルは、ANA便・ベトナム航空便用に絞る。
これから貯めるマイルは、JALマイルへ寄せていく。
これが、現時点での私の答えです。













