私は以前、住信SBIネット銀行のプラチナデビットを使っていました。付帯するプライオリティパス(Priority Pass)は、当時、国内レストランも利用できたため、国内の食事・リフレッシュ・休憩施設を利用できないJCB発行分と使い分けられる点に価値がありました。
その後、国内レストランの利用条件と私の旅程が合わなくなり、一度年会費無料のカードへダウングレードしました。
年会費が戻るキャンペーンがあったため、2026年7月に再契約しました。申込完了後、年会費11,000円はいったん口座から引き落とされています。
2年目以降も継続するかは、プライオリティパス、国際線手荷物無料宅配、海外旅行傷害保険、モバイル端末保険をどこまで活用できるかで判断します。年に1回以上海外旅行へ行く私にとって、この4つが通常年会費11,000円を払う理由です。
通常年会費11,000円で継続するかを決める4つの理由
住信SBIプラチナデビットの通常年会費は11,000円です。申込またはカード切替が完了すると、代表口座から年会費が引き落とされます。
2年目以降の継続判断で重視するのは、次の4つです。
- プライオリティパスを年3回まで無料で使える
- 国際線手荷物無料宅配を往路・復路で各1個使える
- 海外旅行傷害保険が自動付帯し、所定の家族も補償対象になる
- モバイル端末保険がスマートフォン、タブレット、パソコンなどを対象にする

年会費と商品条件の公式案内
年会費、引落し時期、基本還元率、スマートプログラムによる還元率は、住信SBIネット銀行の商品ページにまとまっています。
年会費が戻るキャンペーンをきっかけに再契約
以前は、住信SBIプラチナデビットのプライオリティパスで国内レストランを利用し、JCB発行分は空港ラウンジで使うという分け方をしていました。JCB発行分では国内の食事・リフレッシュ・休憩施設を利用できないため、2枚を使い分けられる点に価値がありました。
私が利用を考えていた国内レストランでは、搭乗券を出発時刻まで3時間以内に提示する条件があります。国際線ではランドサイドのレストランから出国手続きへ進む時間を取りにくく、国内線も羽田を午前中に出発することが多いため、私の旅程では利用する機会がなくなりました。
そこで、年会費無料のカードへダウングレードしました。年会費相当額が戻るキャンペーンがあったため、2026年7月に再契約しています。
私が申し込んだキャンペーンは、現在受付を終了しています。年会費相当額が戻る条件だったため、通常年会費で継続する価値を試せると考えました。
年会費11,000円で使える主な特典
プラチナデビットには、空港サービス、海外通信、旅行保険、モバイル端末保険、ダイニング特典、ポイント還元が用意されています。
| 特典 | 主な内容 | 主な活用内容 |
|---|---|---|
| プライオリティパス | 年3回まで無料 | 空港ラウンジや対象の国内レストランを利用する |
| 国際線手荷物無料宅配 | 往路・復路で各1個無料 | 出発前と帰国後の空港移動を身軽にする |
| FLEXIROAM | 約120の国で年1回、3GB・15日間 | 短期の海外旅行や予備回線に使う |
| 海外旅行傷害保険 | 自動付帯、所定の家族も補償対象 | 海外旅行中の治療費や賠償責任に備える |
| モバイル端末保険 | 年1回、最大1端末 | スマートフォンやパソコンの破損・水濡れなどに備える |
| ダイニング by 招待日和 | 対象店を2名以上で予約するとコース1名分が無料 | 対象レストランを2名以上で利用する |
| ポイント還元 | 基本1.25% | デビットカードの対象決済でポイントを貯める |
プライオリティパス、ダイニング by 招待日和、FLEXIROAMは、カード受取後に住信SBIネット銀行の付帯サービスページから利用登録または申込みを行います。国際線手荷物無料宅配はMastercard Taste of Premiumのサービスです。
このほか、国内旅行傷害保険とショッピングガード保険も付帯します。
プライオリティパスは年3回まで無料
プラチナデビットのカード会員は、プライオリティパスを毎年3回まで無料で利用できます。
無料回数は1月1日から12月31日までで数えられ、4回目以降は1回36米ドルです。同伴者も1人1回36米ドルかかります。外貨建ての利用料金には、海外事務手数料がかかる場合があります。
年に1〜3回海外旅行へ行く人なら、出発時や乗継時の空港ラウンジに無料枠を使えます。利用できる施設は、プライオリティパスの会員アカウントにサインインして確認します。
私が持つJCB発行のプライオリティパスは、国内の食事・リフレッシュ・休憩施設を利用できません。そのため、以前は住信SBIプラチナデビットを国内レストラン用として使っていました。
国際線手荷物無料宅配は往路・復路各1個無料
2026年7月にMastercard Taste of Premiumの会員サイトで確認したところ、国際線手荷物無料宅配は往路と復路でそれぞれ手荷物1個が無料です。
私が比較してきたクレジットカードでは、空港から自宅までの復路宅配が無料になるカードは複数あります。一方、自宅から空港へ送る往路まで無料になる特典は、年会費の高い上位カードで見られることが多いため、年会費11,000円で往復各1個を利用できる点に魅力を感じています。
往路でスーツケースを先に送れば、空港まで身軽に移動できます。復路も到着後に重い荷物を持って帰る必要がなく、出発時と帰国時の両方で移動の負担を減らせます。
対象空港や申込期限など、利用時の手続きは会員サイトで確認します。
空港・通信・ダイニング特典の公式案内
プライオリティパス、FLEXIROAM、ダイニング by 招待日和、Mastercard Taste of Premiumのサービス例は、付帯サービスページに掲載されています。JCB発行のプライオリティパスでは、国内の食事・リフレッシュ・休憩施設を利用できないことも公式ページで案内されています。
海外旅行傷害保険は自動付帯で旅行ごとに備えられる
海外旅行傷害保険は自動付帯です。旅行代金をこのカードで支払う条件がないため、利用付帯のクレジットカードとは別に、海外旅行へ行く時点で補償を確保できます。
本会員の傷害治療費用は最高1,000万円、疾病治療費用は最高700万円です。賠償責任は最高1億円、携行品損害は年間最高100万円、救援者費用は年間最高500万円となっています。
| 主な補償 | 本会員 | 本会員の家族 |
|---|---|---|
| 傷害治療費用 | 最高1,000万円 | 最高500万円 |
| 疾病治療費用 | 最高700万円 | 最高350万円 |
| 賠償責任 | 最高1億円 | 最高5,000万円 |
| 携行品損害 | 年間最高100万円 | 年間最高50万円 |
| 救援者費用 | 年間最高500万円 | 年間最高250万円 |
家族の対象は、カード本会員の配偶者、本会員または配偶者と生計を共にする同居親族、本会員または配偶者と生計を共にする別居の未婚の子です。本人に加えて所定の家族も補償対象になるため、夫婦や家族で海外旅行へ行く場合にも補償を用意できます。
ほかのクレジットカード付帯保険と組み合わせる場合は、旅行ごとに実際に適用される補償を確認します。利用付帯のカードは、航空券や対象となる交通費など、各カードが定める支払い条件を満たしているかを確認します。
住信SBIプラチナデビットの自動付帯分を加えることで、傷害治療費用と疾病治療費用を厚くできます。自動付帯で確保できる補償を先に確認すれば、市販の海外旅行保険は、旅行先や日数に合わせて追加したい補償を選べます。
年に1回以上海外旅行へ行く私にとって、旅行代金の支払い条件なしで補償を確保できることは、年会費11,000円に見合う理由の一つです。
モバイル端末保険はiPadやパソコンも対象
モバイル端末保険も自動付帯です。スマートフォンだけでなく、iPadなどのタブレット、デスクトップパソコン、ノートパソコン、スマートウォッチ、モバイルゲーム機、モバイル音楽プレーヤーが対象に含まれます。
同居家族名義の端末も、条件を満たせば対象です。補償は年1回、最大1端末で、修理できる場合は最大10万円、修理できない場合は最大2万5,000円かつ端末購入金額の25%までとなります。
2026年5月1日以降に入会した場合、初年度の補償期間は入会月の翌月1日から1年間です。2026年7月の再契約では、初年度の補償は2026年8月1日から始まります。
対象事故は、破損、損壊、水濡れ、水没、故障、国内での盗難です。紛失やバッテリー交換、海外での盗難による損害、海外で行った修理費用は補償対象外です。
対象機器は、次の条件を満たす必要があります。
- Wi-Fi接続ができる
- 原則としてメーカー発売日から5年以内
- 端末購入時と、入会日または初年度保険開始日のいずれか遅い日時点の両方で、画面割れ、ケース割れ、水濡れなどがなく正常に動作している
- 日本国内で発売された正規品
- 日本国内で修理でき、購入できる
発売から5年を超えた端末でも、入会日または初年度保険開始日のいずれか遅い日から1年以内に購入したことを証明できれば、補償対象になる場合があります。
スマートフォンに加え、iPadやパソコンまで含められることが、この保険の大きな特徴です。旅行へ持って行く機器と、日常で使う端末の両方に備えられます。
FLEXIROAMは短期旅行の通信に使える
付帯サービスには、FLEXIROAMの海外データ通信もあります。約120の国で、毎年1月1日から12月31日までに1回、3GB・15日間を上限に利用できます。
3GB・15日間なら、短期旅行の通信や予備回線として使えます。到着直後の地図や配車アプリ、メッセージの送受信などにも利用できます。
普段使っている海外回線やeSIMと使い分ければ、旅行先に応じて通信手段を増やせます。
更新前は使った特典と保険を確認する
2年目も継続するかは、更新前に次の内容を振り返って判断します。
- プライオリティパスを何回使ったか
- 国際線手荷物無料宅配を往路・復路で使ったか
- 旅行ごとに適用されるクレジットカード付帯保険をどこまで厚くできたか
- モバイル端末保険の対象になるスマートフォン、タブレット、パソコンなどを保有しているか
旅行サービスの利用回数に加え、自動付帯の海外旅行傷害保険を1年間持てたこと、モバイル端末保険の対象機器を保有していたことも確認します。
この1年で実際に使った特典と、次の1年に使う予定の旅行サービスを並べると、更新後も年会費11,000円を払うかを判断できます。
まとめ|年1回以上海外旅行へ行く私には年会費に見合う
私は、年会費が戻るキャンペーンをきっかけに、2026年7月に住信SBIプラチナデビットへ再契約しました。初年度に申し込んだ直接の理由はキャンペーンですが、2年目以降は、プライオリティパス、往路・復路の手荷物宅配、自動付帯の海外旅行傷害保険、iPadやパソコンも対象になるモバイル端末保険をどこまで活用できるかで継続を判断します。
住信SBIプラチナデビットの自動付帯分を、ほかのクレジットカード付帯保険と組み合わせる方法は、次の記事で詳しく説明しています。自動付帯と利用付帯を分け、旅行ごとに適用される補償を確認できます。



