ポイ活でマイルを貯めると聞くと、少し遠回りに感じる人は多いと思います。
飛行機に乗らないとマイルは貯まらない気がしますし、ポイ活という言葉にも、アプリを何個も入れたり、細かい案件を追いかけたりする面倒な印象があるからです。
海外旅行を続けたい人なら、ポイ活は「得する遊び」ではなく、旅費づくりの仕組みとして見たほうがよいです。
私もポイ活はしていますが、何でも広くやっているわけではありません。旅行のために意味があるものは残し、手間のわりに見合いにくいものは切る、という考え方です。
この記事では、ポイ活でマイルを貯めるのが本当に遠回りなのかを整理しながら、初心者の入口、やりすぎない線引きを順に見ていきます。
ポイ活→マイルは、やり方を間違えると遠回りになる
ポイ活そのものが悪いわけではありません。
遠回りになるのは、何でも広く手を出すときです。
歩数、アンケート、レシート、ゲーム、ポイントサイト、クレカ積み立て、銀行、チャージ系。
同じ「ポイントが付く」でも、中身はかなり違います。時間がかかるわりに増えないものもあれば、仕組みを作れば積み上がるものもあります。
大事なのは、どれが最強かを探すことではありません。
自分の主軸を決めることです。ここが決まると、何を残して何を切るかが見えます。
まずはポイ活の種類をざっくり分ける
ポイ活は、ひとまとめにすると分かりにくくなります。
でも実際には、何でポイントやマイルを取るかによって、中身はかなり違います。
この記事では、まず次のように分けて考えます。
- クレカ積み立てポイ活
- 銀行ポイ活
- チャージポイ活
- 日常決済ポイ活
- ポイントサイトポイ活
- 歩数・移動ポイ活
- レシート・アンケートポイ活
この段階では、細かい攻略まで覚える必要はありません。
大事なのは、主軸にしやすいもの、初心者の入口になるもの、手間のわりに見合いにくいものがあると先に分けておくことです。
主軸はクレカ積み立てポイ活
私がいちばん重視しているのは、クレカ積み立てポイ活です。
理由は、マイルにもつながるし、資産形成の一助にもなるからです。
特にNISAのクレカ積み立ては、単なるポイント稼ぎで終わりません。
旅行のためのマイルと、将来のための資産形成を一緒に進められるのが大きいです。私にとっては、「今すぐ大きく稼げるか」より、「続ける意味があるか」のほうが大事です。
マイルを貯めながら資産形成も進められるので、主軸を1つ選ぶならここになります。
2番手は銀行ポイ活
クレカ積み立てポイ活の次に続けているのが、銀行ポイ活です。
銀行ポイ活のよさは、一度設定すれば、自動的にポイントやマイルが貯まる仕組みを作れることにあります。
たとえば、定期自動振込でポイントを取るような仕組みは、最初に整えれば、あとは毎回細かく追わなくても回せます。派手に増えるわけではなくても、手間を増やしすぎないのはかなり大きいです。
旅行好きのポイ活は、長く続く形を先に作るほうが大事です。
その意味で、銀行ポイ活は2番手として残せます。
チャージ系は効く人には強いが、万人向けの主軸ではない
チャージポイ活は、うまく回るとかなり強いです。
ただ、その一方で、仕組みが複雑になりやすく、手間もかかり、改悪も多いので、誰にでもすすめる主軸とは言いにくいと感じています。
一般会社員向けの基本線で考えると、私は主軸には置きません。
ただ、仕事で大きな決済がある人や、事業の支出がある人には、一気にマイルが貯まる場面もあります。そういう人には、例外としてかなり効くことがあります。
チャージ系は、みんなが最初にやるものではありません。
まずは主軸にせず、支出が大きい人だけ検討すれば十分です。
日常決済は取りこぼし防止として考える
日常決済ポイ活は、やって損ではありません。
ただ、これだけで大きく増やすのは意外と難しいです。そもそもの日常消費額に限界があるからです。
だから私は、日常決済は主軸ではなく、取りこぼしを減らす補助枠として見ています。
楽天市場、マリオットホテル、Klookのように差が出やすい場面は忘れずに使う。セブンイレブン、すかいらーくグループ、牛丼チェーン、スーパーのような高還元の場面も意識する。このくらいで十分です。
日常決済は、増やすための主役ではなく、取りこぼしを防ぐ枠として残してください。
初心者の入口はポイントサイトポイ活
主軸はクレカ積み立てポイ活ですが、最初に成果を感じやすい入口は、ポイントサイトポイ活です。
理由は、比較的大きなポイントが付きやすく、その後のクレカ積み立てポイ活や銀行ポイ活の足掛かりにもなるからです。
最初に手を出すなら、銀行口座開設案件や証券口座案件からで十分です。
ポイントが比較的大きいだけでなく、その後の銀行ポイ活やクレカ積み立てポイ活にもつながるからです。
クレジットカード発行案件は、口座系や証券系のあとで必要なものだけ選んでください。
初心者が最初に避けたい失敗は、カードを作りすぎること
ポイントサイト初心者が最初に避けたい失敗は、ポイントの大きさだけでクレジットカード発行案件を続けて取りにいくことです。
高額案件は魅力的に見えますが、そのせいで本当にほしいカードが作れなくなるなら本末転倒です。
理由は、クレジットカードの大量発行にはリスクがあるからです。
信用情報の低下や、今後ほしいカードが作りにくくなることにつながるおそれがあります。
だから、最初は銀行口座や証券口座の案件から入り、カード発行案件は後ろに置くほうが自然です。
カード発行案件は、枚数を追わず、あとで本当に持ちたいカードを残せる範囲で選んでください。
やりすぎになりやすいポイ活もある
ポイ活は、ポイントが付くかどうかだけで見ないほうがよいと思っています。
手間と時間がかかる割に、それほどポイントが貯まらないものは、やりすぎになりやすいからです。
たとえば、歩数・移動ポイ活、レシート・アンケートポイ活、ゲーム系のポイ活は、楽しめる人には向いていても、旅行のための旅費づくりとして見ると主軸にはしにくいことが多いです。
私自身も、ANA Pocketは続きませんでした。移動系アプリとして面白さはありますが、広告視聴などに時間がかかるわりに、マイルがほとんど貯まらないと感じたからです。
ここで大事なのは、ポイントが付くことそのものではなく、手間に見合うかどうかです。
旅行好きのポイ活は、旅費づくりにつながるか、来月も同じ形で続けられるかで見てください。
旅行のためにマイルを貯めたい人は、この考え方を主軸候補にできる
旅行のためにマイルを貯めたい人は、この考え方を主軸候補にできます。
現金還元を追うより、少し得しながら海外旅行を続けたい人のほうが、この流れは続きます。
旅費づくりと資産形成を一緒に進めたい人にも合います。
逆に、現金としてのポイントバックだけを目的にすると、手間ばかり増えて続きにくくなります。
ポイントを貯めること自体が目的になりやすい人も、無理に広げないほうが長く残ります。
迷ったら、旅行のためにマイルを貯めたいかで考えてください。
そこにYesと言えるなら、ポイ活→マイルを主軸候補に入れてよいです。
私はANAとJALの両方を見る前提で考えている
ポイ活→マイルの話になると、最初からANAかJALかを決めたくなるかもしれません。
ただ、私は片方に寄せ切るより、ANAとJALの両方を見ておくようにしています。
理由は、提携航空会社が違うので、同じ行き先でも取りやすい便や使える路線が変わるからです。
最初から出口を片方だけに固定しすぎると、行きたい場所によっては選びにくくなることがあります。
旅行先や路線に合わせて選びたい人は、ANAかJALのどちらかに先に決め切らないほうが、予約の選択肢を残せます。
結局、旅行好きのポイ活は「主軸を決める」が大事
旅行好きのポイ活は、何でも広く浅くやるより、まず主軸を決めることが大事です。
私なら、主軸はクレカ積み立てポイ活、次に銀行ポイ活、初心者の入口はポイントサイトポイ活です。
チャージ系は支出が大きい人だけ検討し、日常決済は取りこぼし防止として残す。
歩数・移動、レシート、アンケート、ゲーム系は、手間に見合わないなら切ってよいです。
まずは、この中から自分の主軸を1つ決めてください。
次に、自分に合う旅行用カードを見たい人へ
ポイ活→マイルの考え方が見えたら、次は実際にどの旅行用カードを持つかを決めてください。
まず全体像を見たい人は、海外旅行向けおすすめクレジットカード比較から入るのが自然です。
ANA側を見たいならANA JCBワイドゴールド、JAL側を見たいならJALカードSuica CLUB-A、保険や積み立てとの相性も見たいならdカード GOLDもあわせて見てください。
いきなり申し込まず、まずは比較記事を開いて候補を絞ってください。


