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世界で唯一、エルブロンク運河クルーズ、ポーランドで水陸両用船インクラインを体験と観光に便利なホテル3選

ポーランド
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2019年のゴールデンウィークにポーランドのグダニスク(Gdansk)エリアに一週間滞在したときに、エルブロンク (Elblag) のインクライン運河クルーズに日帰りで遊びに行ってきました。

エルブロンク(Elblag)はグダンスクから電車で1時間ほどのところにある街で、インクライン (=貨物用ケーブルカー) を使い、船を陸上輸送するエルブロンク運河が有名な観光スポットです。

今回は、グダニスクから日帰りで楽しめる、エルブロンク運河のインクラインクルーズの行き方と、エルブロンクで宿泊される人向けに観光に便利なお手軽なホテルを紹介します。

世界で唯一、 芝生を航る船、エルブロンク運河のインクライン

インクラインとは、高低差のある運河で、船舶を輸送するための仕組みです。山の斜面にレールを敷き、ワイヤロープで船を乗せた台車を引っ張って、船を斜面の上に引っ張り上げます。

日本では、京都の南禅寺から蹴上(けあげ)間のインクラインが有名で、1891年(明治24年)から1948年(昭和23年)まで船運送で使われていたようです。現在、この蹴上インクラインは、線路のみが残されており、桜の名所としても有名になっています。

船輸送が盛んだったころ、インクラインは世界各地に存在しましたが、時代の流れとともに、鉄道、そしてトラックによる輸送に変わりました。現在では、船運送用としてインクラインが使われることがなくなりましたが、ポーランドのエルブロン運河では、世界で唯一、芝生を航る船として、観光客向けにインクラインを使った運河クルーズツアーが行われています。

インクラインの運河クルーズ(TAKE THE BOAT THROUGH GRASS)

クルーズチケットはオンラインで購入できる

zeglugaという運航会社で、「TAKE THE BOAT THROUGH GRASS」というインクラインの運河クルーズツアーを行っています。運行は2019年の場合、4月27日~9月30日の間、毎日運航しています。

日本のゴールデンウィークからシルバーウィークの間でポーランドに訪れる人は、このクルーズに参加することができます。詳しい運航日については、zegluga の公式サイトで確認してください。

チケットは zegluga 公式サイトからオンラインで購入できます。往路は、110ズロチ(約3,300円)。ハイシーズン7月,8月は120ズロチ(約3,600円)。終点の ブチニエツ (BUCZYNIEC) に到着したら、バスでエルブロンクに戻ります。帰りのバスは9ズロチ(約270円)です。

チケットはあらかじめ買っておいたほうが良いと思います。私が乗船したときは、ほぼ満席の状態でした。多くの人が甲板の椅子に座って乗船していましたが、私は事前にチケットを購入していたということで、甲板の下に入ることができ、窓のある良い席に座らせてもらえました。

運河クルーズは6時間の長旅、ご飯は持参しましょう

クルーズの所要時間はおよそ6時間とかなりの長旅になります。 エルブロンクを船で出発し、船の最終地点ブチニエツまで、4時間40分。 ブチニエツで自由時間(バスの待ち時間)30分。帰りのバスでエルブロンクに到着するまでが45分です。

エルブロンク発は一日4便。午前は、9:15発、9:35発の2本。午後は、13:55発と14:20発があります。

約6時間のクルーズですので、グダニスクから日帰りの人は朝9:35発に乗船し、15:30にエルブロンクに戻ってくることになります。午後便は14:00頃に乗船し、エルブロンク帰着が19:50~20:15になるので、エルブロンクのホテルで一泊することをおすすめします。

注意点として、飲み物やお昼ご飯はホテルから持参しましょう。船では食べ物を購入することができません。また、朝のエルブロンクの街で、お昼ご飯を購入するのは困難だと思うので、サンドイッチやバナナなど、前日に購入するなどして持っていくのがお勧めです。

芝生を航るボートに乗るツアー / TAKE THE BOAT THROUGH GRASS

1便 エルブロンク(Elblag) 9:15発 – エルブロンク 15:10着
2便 エルブロンク(Elblag) 9:35発 – エルブロンク 15:30着
3便 エルブロンク(Elblag) 13:55発 – エルブロンク 19:50着
4便 エルブロンク(Elblag) 14:20発 – エルブロンク 20:15着

運賃 119ズロチ=船110ズロチ(約3,300円)+バス9ズロチ(約270円)
ハイシーズン(7月,8月)は、船120ズロチ(約3,600円)

グダニスクからエルブロンクへの日帰りでの行き方

エルブロンは、グダニスクからPKPで約1時間と近いことから、日帰りで行くことができます。

グダニスクから、エルブロンクへの行き方

日帰りの場合、グダニスク中央駅(Gdansk Glowny) 8:01発 – エルブロンク駅 8:57着に乗ります。船乗り場までギリギリな時間ですが、これより早い時間の電車はありませんのでこれに乗るしかありません。運賃は24ズロチ(約720円)です。

グダニスクからエルブロンクへの行き方

グダニスク中央駅(Gdansk Glowny)8:01発 – エルブロンク駅(Elblag) 8:57着

運賃 24ズロチ(約720円)

エルブロンクから、グダニスクへの帰り方

日帰りでグダニスクに帰る場合の電車は2本あります。エルブロンク駅16:48発か、18:09発です。インクラインクルーズの後、エルブロンク旧市街地を散策する時間も十分にあります。駅近くにビエドロンカ(biedronka)という地元の人に人気のローカルスーパーがあるので、ここでお土産など買い物をするなどこともできると思います。

エルブロンクからグダニスクへの帰り方

グダニスク中央駅(Gdansk Glowny)16:48発 – エルブロンク駅(Elblag)17:46着
グダニスク中央駅(Gdansk Glowny)18:09発 – エルブロンク駅(Elblag)19:08着

運賃 24ズロチ(約720円)

エルブロン駅から船乗り場への行き方

エルブロンク駅から、船乗り場までの道は次の通りです。

エルブロンク駅に到着したら徒歩で船乗り場まで歩きます。約2.0km、25分の距離です。 エルブロンク駅 に電車が到着するのは、8:57着ですので、9:35分発の出発時間まで38分しかありません。ですので、どこかに寄り道する余裕はありません。

私も徒歩で船乗り場まで行きましたが、出発時間の10分前くらいに到着し、ちょうど他の観光客の皆さんが船に乗り込んでいるときに到着しました。時間に余裕はありませんが、道もわかりやすいので、焦る必要はないと思います。

トロリーやバスも走っているのですが、土地勘のない旅行者が下手に乗って逆に遠回りになる可能性もあるのでおすすめしません。

またタクシーもおすすめません。駅前にタクシーが客を待っているということはなく、オンラインタクシーでポーランドでは比較的配車数が多いFreeNow(旧MyTaxi)の場合でも、駅近隣を走る車は少ないです。タクシーが迎えに来るまでに20分以上かかってしまうことも考えられます。

インクラインの運河クルーズの様子

旧市街地エリアの入り口で撮影
エルブロンク旧市街地の案内図
これが運河クルーズの船になります
この坂を船で登ります
坂の上から振り返って撮りました
船が坂道を登っていくところ
エルブロンクのシンボル、聖ニコラス大聖堂
帰りバスでこの教会の前に戻ってきます

エルブロンクの観光に便利でお手軽なホテル3選

エルブロンクの観光は、旧市街地の街歩きがメインになるので、旧市街地エリアのホテルに宿泊することをおすすめします。エルブロンク運河のクルーズを楽しんだ後も、旧市街地周辺を散策し観光や食事を楽しんでください。

エルブロンクの旧市街地の規模は小さくコンパクトにまとまっています。そのため、四つ星ホテルでも他の大都市と比べて比較的屋安めの価格で宿泊することができますが、その数は多くありません。

エルブロンク旧市街地は1時間もあれば十分みて回ることができますので、ホテルでゆっくり過ごせるよう、四つ星ホテルを中心にお手軽な価格の観光に便利なホテルを紹介します。

ホテル エルブロンク

ホテル エルブロンク / Hotel Elblag
星の数:★★★★
場所:エルブロンク駅から徒歩25分、旧市街地内のホテル
価格:一泊7,500円程度
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Expedia
Trip.com

ホテル ポッド リヴェム

ホテル ポッド リヴェム / Hotel Pod Lwem
星の数:★★★
場所:エルブロンク駅から徒歩25分、旧市街地内のホテル
価格:一泊6,500円程度
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agoda
Trip.com

アトリウム ホテル

アトリウム ホテル / Atrium Hotel
星の数:★★★★
場所:エルブロンク駅から徒歩25分、旧市街地内のホテル
価格:一泊7,500円程度
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Expedia
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