
JALでんき+JALガスとANAでんき+ANAガスでは、電気代とガス代が年間いくらくらいなら、JALのほうが多くマイルを貯められますか?

JALでんきB/Cを利用する場合、電気とガスの年間積算対象額が約16万7,000円になると、ANAカード会員の年間6,000マイルとほぼ同じになります。JALセットでは、年間最大24ptのJAL Life Statusポイント(LSP)も貯まります。
JALガスは、2026年7月23日に申込受付を開始しました。これにより、JALでも電気とガスの両方でマイルを貯められるようになりました。
電気とガスをJALにまとめる場合はJALでんき+JALガス(以下、JALセット)、ANAにまとめる場合はANAでんき+ANAガス(以下、ANAセット)です。ANAカード会員のANAセットは、利用額にかかわらず年間6,000 ANAマイルが貯まります。一方、JALでんきB/CとJALガスは、マイル積算対象額100円につき3 JALマイルが貯まる利用額連動型です。
私はこれまで、JALでんきB・30AとANAガスを利用してきました。今後は、ANAガスをJALガスへ切り替えます。
結論|年間積算対象額約16万7,000円で、JALセットは約6,000マイル
ANAカード会員がANAでんきとANAガスを12カ月利用すると、ANAでんきで月300マイル、ANAガスで月100マイル、セット利用で月100マイルが貯まります。合計は月500マイル、年間6,000マイルです。
JALでんきB/CとJALガスは、いずれも積算対象額100円につき3マイルです。JALでんきを1年間継続するごとに1,000マイルが加わるため、年間の積算対象額が約16万7,000円なら、合計約6,000マイルになります。
約16万7,000円の計算方法
| 計算項目 | 数値 |
|---|---|
| ANAセットの年間マイル | 6,000マイル |
| JALでんきの1年継続特典 | 1,000マイル |
| 電気・ガス利用分で必要なマイル | 5,000マイル |
| JALの積算率 | 100円につき3マイル |
| 必要な年間積算対象額 | 約166,667円 |
月平均では、電気とガスを合わせた積算対象額が約1万3,900円です。
実際のマイル数は、電気とガスを別々に毎月100円単位で計算するため、年間合計から求めた数値とは少しずれます。
| 年間の積算対象額 | 貯まるマイルの傾向 |
|---|---|
| 約16万7,000円未満 | ANAセットのほうが多くなりやすい |
| 約16万7,000円前後 | JALセットとANAセットでほぼ同水準になりやすい |
| 約16万7,000円超 | JALセットのほうが多くなりやすい |
約16万7,000円は、請求総額ではなくマイル積算対象額
JALでんきでは、消費税等相当額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、郵送サービス料、延滞利息などが積算対象外です。JALガスでは、消費税相当額、原料費調整額、延滞利息、事務手数料などが積算対象外です。
JALセットとANAセットではマイルの貯まり方が異なる
| 比較項目 | JALでんきB/C+JALガス | ANAでんき+ANAガス |
|---|---|---|
| マイルの貯まり方 | 利用額に応じて変動 | 毎月固定 |
| 電気 | 積算対象額100円につき3マイル | ANAカード会員は月300マイル |
| ガス | 積算対象額100円につき3マイル | ANAカード会員は月100マイル |
| 追加特典 | 1年間継続するごとに1,000マイル | セット利用で月100マイル |
| 年間マイル | 利用額によって変動 | ANAカード会員は6,000マイル |
| LSP | 年間最大24pt | なし |
JALセットは利用額に応じてマイルが増える
JALでんきB/CとJALガスは、どちらも積算対象額100円につき3マイルです。積算対象額が増えるほど、貯まるマイルも増えます。
JALでんきB/Cでは、これに加えて1年間継続するごとに1,000マイルが積算されます。
検針票に記載された請求総額の全額が積算対象になるわけではないため、請求総額に3%を掛けても正確なマイル数にはなりません。
ANAセットはANAカード会員なら年間6,000マイル
ANAカード会員のANAセットは、電気代やガス代が少ない月でも年間6,000マイルが貯まります。
支払いにANAカードを使わなくても、登録したANAマイレージクラブのマイル口座に有効なANAカードがひも付いていれば、ANAカード会員向けの基本マイルとセットボーナスの対象になります。
支払いに使ったカードから付与されるポイントやマイルは、これらのサービス特典とは別に加算されます。
JAL・ANAのマイル積算条件
筆者の利用実績|JALでんき12カ月とANAガス11回
私は、JALでんきB・30Aを12カ月、ANAガスを11回利用しました。実際の請求額と使用量から、JALセットへまとめた場合に貯まるマイル数を試算します。
JALでんきは12カ月で約4,450マイル
2025年8月から2026年7月までの電気使用量は4,479kWh、請求総額は145,224円でした。月平均は12,102円です。
JALでんきでは、再生可能エネルギー発電促進賦課金と消費税等相当額などを除いた金額100円につき3マイルが積算されます。年間の使用量にかかった再エネ賦課金は約1万8,000円で、この単価には消費税等相当額が含まれています。
請求総額から約1万8,000円の再エネ賦課金を差し引き、残額を税抜換算すると、マイル積算対象額は約11万5,000円です。月ごとに100円単位で計算されることを踏まえると、利用額に応じて貯まるマイルは約3,450マイルになります。1年間継続するごとの1,000マイルを加えると、JALでんきでは年間約4,450マイルが貯まる計算です。
| 項目 | 12カ月の実績・試算 |
|---|---|
| 電気使用量 | 4,479kWh |
| 請求総額 | 145,224円 |
| マイル積算対象額 | 約11万5,000円 |
| 利用額に応じて貯まるマイル | 約3,450マイル |
| 1年継続特典 | 1,000マイル |
| 合計 | 約4,450マイル |
再エネ賦課金の単価は検針月によって異なり、マイルも毎月100円単位で計算されます。そのため、約4,450マイルは12カ月の合計額と使用量から求めた目安です。
ANAガスは11回で32,936円
ANAガスは、2025年9月請求分から2026年7月請求分まで11回利用しました。使用量は150m³、請求総額は32,936円です。
ANAカード会員向けの月100マイルが11回積算され、合計1,100 ANAマイルを受け取りました。
| 項目 | 11回の実績 |
|---|---|
| 使用量 | 150m³ |
| 請求総額 | 32,936円 |
| ANAガスの積算実績 | 1,100マイル |
12回分の比較ではANAガス1,200マイル、JALガス約980マイル
11回分の実績を12回分に換算すると、年間のガス料金は約35,930円です。ANAガスでは月100マイルが12回積算されるため、年間1,200 ANAマイルになります。
年間ガス料金約35,930円から消費税相当額を除いて計算すると、約980 JALマイルです。JALガスでは原料費調整額なども積算対象外になるため、実際の積算対象額は請求内容によって変わります。
| 12回分の比較 | ANAガス | JALガス |
|---|---|---|
| 年間ガス料金 | 約35,930円 | 約35,930円 |
| 年間マイル | 1,200 ANAマイル | 約980 JALマイル |
| LSP | なし | 年間最大12pt |
ANAガスと比べると、JALガスは年間約220マイル少なくなります。
筆者の利用実績ではJALセットは年間約5,430マイル
JALでんきの約4,450マイルとJALガスの約980マイルを合わせると、JALセットでは年間約5,430マイルが貯まる計算です。ANAカード会員のANAセットは年間6,000マイルのため、私の利用実績ではANAセットのほうが約570マイル多くなります。
| 年間の比較 | マイル |
|---|---|
| JALでんき | 約4,450 JALマイル |
| JALガス | 約980 JALマイル |
| JALセット合計 | 約5,430 JALマイル |
| ANAセット合計 | 6,000 ANAマイル |
| マイル数の差 | ANAセットが約570マイル多い |

マイルの使い道とLSPも比較する
貯めたいマイルで選択が変わる
ANAセットではANAマイル、JALセットではJALマイルが貯まります。特典航空券で使いたい航空会社と現在のマイル残高から、どちらへまとめるかを決めます。
JALセットでは年間最大24ptのLSPが貯まる
JALセットでは、条件を満たした月にJALでんきとJALガスでそれぞれ月1ptのLSPが貯まり、年間最大24ptになります。
LSPは、JALのStarグレードやJALグローバルクラブに関わる、マイルとは別の実績です。
私はANAガスからJALガスへ切り替える
私は現在、JALでんきとANAガスを利用しています。ANAガスでは、利用額が少ない月でも月100マイルが貯まる固定特典を活用してきました。
マイル数ではANAセットが約570マイル多くなります。それでも私は、JALマイルへの集約と年間最大24ptのJAL Life Statusポイントを優先し、ANAガスからJALガスへ切り替えます。
ANA中心からJAL中心へ移した理由は、次の記事にまとめています。
申し込み前に確認したい料金プランと提供エリア
マイルを多く貯められても、現在より電気代やガス代が高くなれば、料金差が受け取るマイルの価値を上回る場合があります。申し込み前に、現在のプランとの年間料金の差と、住所が提供エリアに入るかを確認します。
JALでんきの契約プランで積算率が異なる
JALでんきB/Cは積算対象額100円につき3マイル、旧プランのJALでんきS/M/L/Nは100円につき1マイルです。
旧プランを利用している場合、年間約16万7,000円の目安は当てはまりません。
床暖房・エネファーム向けの割安プランは年間料金を比べる
現在、ガス温水床暖房やエネファーム向けの割安プランを契約している場合は、JALガスへ切り替える前に年間料金を試算します。現在の割引プランとJALガスでは料金体系が異なるため、JALガスの一般料金が地域の都市ガス一般料金より低くても、現在の割引後料金より安くなるとは限りません。
現在の割引後料金とJALガスの年間料金を比べる
マイルの価値を加えても年間の負担が増える場合は、現在の割安プランを継続したほうが支出を抑えられます。
JALガスとANAガスでは提供エリアが異なる
JALガスは、東京ガスネットワーク、武州、大東、東部、中部、静岡、関西の各対象エリアなどで利用できます。ANAガスは、東京ガス、東邦ガス、大阪ガス、西部ガスの各対象エリアで利用できます。
同じ都道府県内でも対象外となる地域があり、住所が提供エリア外の場合は申し込めません。
JALガスには対象プラン限定の付帯サービスがある
JALガスの対象プランには、電気設備、水まわり、カギ、窓ガラスのトラブルに対応する生活かけつけサービスや、ガス機器・床暖房の修理サービスが付いています。
JALガスの切り替え手続き
JALガスへの切り替えでは、工事や追加費用はなく、現在のガス会社へ自分で解約を申し出る必要もありません。申し込み後は、次回または次々回の検針日から切り替わり、初回請求は利用開始から約2カ月後が目安です。
JALガス誕生記念キャンペーンは10月31日申込分まで
JALガスでは、2026年7月23日から10月31日までの申込受付分を対象に、抽選で合計100万マイルが当たる誕生記念キャンペーンを実施しています。JALガスのWebサイトから期間中に申し込みを完了したJMB会員が抽選対象です。
JALガス誕生記念キャンペーンの賞品
- 1等:10,000マイル(20名)
- 2等:1,000マイル(300名)
- 3等:500マイル(1,000名)
ボーナスマイルは2027年3月末までに積算されます。
マイル積算時点でJMBを退会している場合や、JALガスを解約している場合はキャンペーンの対象外です。
JALガスの料金・提供エリア・切り替え条件
まとめ|約16万7,000円とLSPが比較のポイント
- ANAカード会員のANAセットは、利用額にかかわらず年間6,000 ANAマイル
- JALでんきB/C+JALガスで約6,000マイルが貯まる目安は、年間積算対象額約16万7,000円
- 約16万7,000円を下回るとANAセット、上回るとJALセットのほうが多くなりやすい
- JALセットでは、条件を満たせば年間最大24ptのLSPも貯まる
私の利用実績では、JALセットは年間約5,430マイル、ANAセットは年間6,000マイルです。マイル数ではANAセットが約570マイル多くなりますが、私はJALマイルへの集約と年間最大24ptのJAL Life Statusポイントを重視し、JALでんきを継続したままANAガスからJALガスへ切り替えます。
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電気やガスに加え、日常の支払いでもJALマイルとLSPを貯める方法は、JAL PayとJALカードの使い分け記事で紹介しています。




