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ANAアメックスゴールドとANA JCBワイドゴールドを比較|2026年改定後は乗り換える?

ANAアメックスゴールドとANA JCBワイドゴールドの乗り換え判断を比較するイメージ クレジットカード
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ANA JCBワイドゴールドから、2026年9月2日に特典・年会費が改定されるANAアメックスゴールドへ乗り換えるべきか。

私の結論はシンプルです。年間400万円を無理なくANAアメックスゴールドへ集約できないなら、JCB継続。2027年以降に年間400万円以上を使い、ダイニングキャッシュバックやPOWER LOUNGE PREMIUMなどの新特典まで活用できるなら、ANAアメックスゴールドを検討します。

なお、私が実際に保有しているのはANA JCBスーパーフライヤーズゴールドカードです。通常のANA JCBワイドゴールドとの比較を軸にしつつ、自分の場合はSFCゴールドを残したままANAアメックスゴールドを追加するケースも分けて考えます。

先に3択をまとめると、判断基準は次のようになります。

結論主な条件
JCBを継続年間400万円を無理なく集約できない。年会費を抑えつつ、JCBの海外旅行保険やLoungeKeyを残したい
ANAアメックスゴールドへ乗り換え年間400万円を集約でき、ダイニングキャッシュバック、POWER LOUNGE PREMIUM、Priority Passなどを実際に使う。JCBを残す必要性が低い
2枚持ちANAアメックスゴールドへ400万円を集約したまま、JCBの海外旅行保険やLoungeKey、SFC維持などに追加年会費を払う価値がある

私の場合は年間400万円を無理なく集約できないうえ、SFC維持の役割もあるため、現時点ではANA JCB SFCゴールドを継続します。

まずは年間400万円を無理なく集約できるか

私のANA関連、ガソリン、高速道路料金などの支払いは年間40万円以下です。ANAアメックスゴールドへ年間400万円を集約するなら、今の支払いに加えて約360万円を生活費や旅行代などから移す必要があります。

つまり、いま使っているカードから約360万円分を移せるか。私の場合、まずここが乗り換えの分かれ目です。

2026年改定は2026年と2027年以降を分けて見る

改定前のANAアメックスゴールドは本会員年会費34,100円、家族カード17,050円です。2026年9月2日以降の新規申込では、本会員42,900円、家族カード21,450円になります。

本会員は8,800円、家族カードは4,400円の値上げです。

利用ボーナスは、2026年だけ移行特別期間があります。年間400万円以上で15,000マイルという通常プログラムは2027年1月1日開始です。2026年9月2日以降に新規で申し込む人は、2026年中の条件を400万円と読み替えないように注意が必要です。

申込・保有時期2026年の利用特典2027年以降
2026年9月1日までに保有・申込2026年1月1日〜12月31日に300万円以上利用で10,000 ANA SKY コイン毎年1月1日〜12月31日に400万円以上利用で15,000マイル
2026年9月2日以降に新規申込2026年9月2日〜12月31日に100万円以上利用で5,000マイル毎年1月1日〜12月31日に400万円以上利用で15,000マイル

当サイトでは1マイル=2.0円で評価しているため、2027年以降の15,000マイルは30,000円相当として考えます。

旧制度と2027年以降の通常プログラムを利用ボーナスだけで比べると、300万〜399万円では旧制度の10,000 SKY コインに対して新制度の15,000マイルは対象外、400万円以上では15,000マイルが加わります。ただし、これはダイニングキャッシュバックやPOWER LOUNGE PREMIUMなどを含めない比較です。

つまり、長期保有では400万円に届くかに加えて、値上げ後の年会費を払って新特典まで使うかを合わせて判断します。一方、2026年9月2日以降に申し込む人は、まず2026年の100万円→5,000マイルという移行条件を別に確認します。

JCBのボーナスも差し引いて考える

ここからは、2027年以降の通常条件で長期保有を比較します。通常のANA JCBワイドゴールドの本会員年会費は15,400円です。ANAアメックスゴールドとの差は27,500円になります。

ANAアメックスゴールドで年間400万円以上利用し、15,000マイルを受け取ると30,000円相当です。これだけなら年会費差27,500円を上回りますが、JCB側にもJ-POINTボーナスがあります。

ANA JCBカードは「その他のカード」のプレミアム会員として、対象条件を満たすと利用額に応じたボーナスポイントを受け取れます。年間400万円まで利用した場合のJ-POINTボーナス部分は次のとおりです。

  • 50万円~250万円:50万円ごとに500ポイント × 5回=2,500ポイント
  • 300万円~400万円:50万円ごとに1,000ポイント × 3回=3,000ポイント
  • 合計:5,500 J-POINT

ボーナスポイントは1 J-POINT=0.6 ANAマイルで移行できるため、5,500 J-POINTは3,300 ANAマイル。当サイト評価では6,600円相当です。

追加ボーナスだけを単純比較すると、15,000マイル − 3,300マイル=11,700マイル、23,400円相当です。通常ワイドゴールドとの年会費差27,500円から、この23,400円相当を差し引くと、約4,100円の差額が残ります。

ANAアメックスゴールドとJ-POINTボーナスは集計期間が異なるため、厳密な同条件比較ではありません。ただ、年会費差を考える目安にはなります。

私が実際に持っているANA JCB SFCゴールドの本会員年会費は16,500円で、ANAアメックスゴールドとの差は26,400円です。通常のワイドゴールドとは年会費が異なるため、自分の場合は分けて考えています。

新特典は「自分が使うか」で評価する

ポイント有効期限が無期限なのもAmexのメリット

ANAアメックスゴールドは、貯めたポイントの有効期限が無期限です。マイルへ移す時期を急がず、自分が特典航空券を使いたいタイミングまでポイントで持っておける点は、私が改定後のANAアメックスゴールドに魅力を感じる理由のひとつです。

一方、JCB公式ではゴールドのJ-POINTは獲得月から3年間が有効期限です。ポイントを長期間そのまま保有し、マイルへ移す時期を自分で選びたいなら、ANAアメックスゴールドの分かりやすいメリットになります。

ダイニングキャッシュバックは年会費差を埋める可能性がある

ANAアメックスゴールドのダイニングキャッシュバックは、対象となる国内レストランを「ポケットコンシェルジュ」経由で予約し、オンライン決済すると20%がキャッシュバックされる特典です。利用前にAmex Offersへの事前登録が必要です。

通常は年間最大20,000円で、1月1日〜6月30日と7月1日〜12月31日の各期間で最大10,000円です。2026年9月2日以降に新規で申し込む場合、2026年9月2日〜12月31日の移行期間は最大10,000円です。

この特典は基本カード会員向けで、家族カードでは登録できません。また、ポケットコンシェルジュを通した予約・オンライン決済が対象なので、対象店で直接支払えば自動的に20%戻るわけではありません。

先ほどの長期比較では、利用ボーナスとJ-POINTの差を考慮しても、年会費差を埋めきれず約4,100円の差額が残りました。対象レストランをもともと利用する人なら、年間4,100円以上のダイニングキャッシュバックを自然に受けられれば、この差は埋まり得ます。逆に、特典のために外食を増やすなら実質的な節約にはなりません。

POWER LOUNGE PREMIUMは羽田第2ターミナル国際線で使える

2026年改定後のANAアメックスゴールドでは、羽田空港第2ターミナルのPOWER LOUNGE PREMIUMが新しい特典のひとつです。同伴者1名まで無料で、回数制限なく利用できます。

POWER LOUNGE PREMIUMは羽田空港第2ターミナル国際線の出国エリア3階、保安区域内にあります。国内線中心の利用者より、羽田第2ターミナルから国際線を利用する人に向く特典です。

プライオリティ・パス(Priority Pass)は家族カードも対象

ANAアメックスゴールドのプライオリティ・パスは、基本カード会員だけでなく家族カード会員も対象です。

基本カード会員と家族カード会員は、それぞれ本人名義でPriority Passへ申し込みます。ラウンジ利用料は年間2回まで無料で、3回目以降は1回35米ドル。同伴者は1名につき35米ドルです。本会員の無料2回分に同伴者の利用分は含まれません。

夫婦で本会員+家族カードを持ち、それぞれPriority Passへ登録すれば、それぞれ自分の無料利用枠を使えます。2026年9月2日以降は本会員42,900円、家族カード21,450円なので、夫婦2人の年間固定費は64,350円です。

通常のANA JCBワイドゴールドは本会員15,400円、家族会員4,400円で、夫婦なら19,800円。差は44,550円です。Priority Passだけを目的に家族カードを追加するなら、同伴者料金35米ドルを必要な回数だけ払う方法とも比べたいところです。

また、アメックス付帯のPriority Passで利用できるのは空港ラウンジのみです。日本だけでなく海外でも、Priority Pass提携レストランやスパなどラウンジ以外の施設は利用できません。

国内では国際線出発ラウンジのみ利用可能で、国際線到着ラウンジと国内線の出発・到着ラウンジには利用できません。海外旅行で年1~2回ラウンジを使う人には便利ですが、Priority Passだけで年会費差を回収できるとは考えません。

JCBを残す理由はラウンジ・キー(LoungeKey)と海外旅行保険

ANA JCBワイドゴールドにはラウンジ・キー(LoungeKey)があります。世界1,800ヵ所以上の対象空港ラウンジを1回35米ドルで利用できます。

ラウンジ利用料だけなら年間2回無料のANAアメックスゴールドが有利です。一方、JCBのLoungeKeyでは、対象の代替ラウンジ飲食店は1回US$27の利用手数料がかかり、各店舗の「利用条件」に記載された金額が請求額から割り引かれます。同伴者も通常ラウンジは1回US$35、代替ラウンジ飲食店は1回US$27です。単に「27米ドル分の飲食が無料になる」特典ではないため、利用前に対象店舗ごとの条件を確認します。

海外旅行保険も、治療費300万円が同額だから同じとは言えません。適用条件、賠償責任、携行品損害に差があります。

比較項目ANA JCBワイドゴールドANAアメックスゴールド
適用海外旅行傷害保険は自動付帯。死亡・後遺障害の最高額はカード利用条件で変わる対象の旅行代金をカード決済した場合に補償
死亡・後遺障害カード払いなし最高5,000万円、対象旅行代金を支払うと最高1億円基本カード会員は最高1億円
傷害治療300万円300万円
疾病治療300万円300万円
賠償責任1億円4,000万円
救援者費用400万円400万円
携行品損害50万円2026年7月1日以降に開始する海外旅行では終了

JCBの現行保険冊子では、ANA JCBワイドゴールドとANA JCBスーパーフライヤーズゴールドが同じ保険条件の対象です。JCBの海外旅行保険を詳しく確認するなら、こちらに補償項目をまとめています。

ANA航空券を多く買う人は1マイル相当/100円の差も見る

ANA航空券購入時の目安は、ANAアメックスゴールドが100円=合計3マイル相当、ANA JCBワイドゴールドが100円=合計2マイル相当です。

航空券購入額が大きい人なら、この1マイル相当/100円の差も効いてきます。一方、私の場合は前述のとおりANA関連などの支払いが年間40万円以下なので、この差だけを理由にメインカードを変えるほどではありません。

2枚持ちは400万円集約を崩さない場合だけ

通常のANA JCBワイドゴールドとANAアメックスゴールドを本会員として2枚持つと、年会費は58,300円/年です。

ANAアメックスゴールドへ400万円を集約したうえで、JCBに保険やLoungeKeyなどの役割を残せるなら2枚持ちを検討できます。逆に、決済が分散して400万円に届かなくなるなら、2枚持ちを選ぶ意味は薄くなります。

私の場合はSFCゴールドを残すため、ANAアメックスゴールドを追加すると年会費は合計59,400円です。SFC会員資格の維持と400万円集約を同時に考える必要があります。

2026年9月2日〜11月4日の申込はキャンペーンを別枠で判断

2026年9月2日以降に新規で申し込む場合は、3つの利用額基準を分けて見ます。長期保有は2027年以降の年間400万円→15,000マイル、2026年の移行特別期間は9月2日〜12月31日の100万円→5,000マイル、新規入会キャンペーンは入会後3か月の利用額です。

ANAとアメリカン・エキスプレスは、2026年9月2日13:00〜11月4日受付分を対象に新規入会キャンペーンを実施します。キャンペーンページから対象カードへ新規に申し込み、入会後にカードが発行された人が対象です。9月2日13:00より前の申し込みは対象外です。

ANAアメックスゴールドは、最大条件を満たすと合計128,000マイル相当です。内訳は入会ボーナス2,000マイル、3か月以内に200万円以上利用した場合の106,000マイル相当、200万円利用時の通常20,000ポイントです。

200万円以上利用時の106,000マイル相当は、93,000ポイントと13,000ボーナスマイルの合計です。この13,000マイルはグループ3(用途・期間限定マイル)として積算され、有効期限は積算月から12か月後の月末です。「128,000マイル相当」にはポイントと用途・期間限定マイルが含まれます。

家族カードのみの申し込み、新規のスーパーフライヤーズカード申し込み、既存のアメリカン・エキスプレスカードからの切り替えは対象外です。対象のANAアメリカン・エキスプレス各カード(SFCカードを含む)を現在保有している人や、過去に保有して再入会する人も対象外です。

つまり、2026年9月2日以降に申し込む人は、長期の400万円、2026年移行期の100万円、入会キャンペーンの3か月利用額を混同せず、それぞれ達成可能かを確認します。

私はANA JCB SFCゴールドを継続する

私はSFC会員資格を維持するカードとして、現在のANA JCB SFCゴールドを残します。

ANAアメックスゴールドを追加すると年会費は合計59,400円になるため、現在の使い方では追加しません。年間400万円を無理なく集約できる見通しが立ち、ダイニングキャッシュバックやPOWER LOUNGE PREMIUMなどの新特典も実際に使えるなら、その時点で改めて検討します。

申し込む前に確認したいのは3点です。2027年以降に年間400万円を無理なく集約できるか、新特典を実際に使うか、2026年9月2日以降の申込なら移行特別期間と新規入会キャンペーンを分けて確認したか。 この順で確認すれば、年会費や特典の数だけに引っ張られず判断しやすくなります。

年会費改定、2026年の移行特別期間、2027年以降の利用ボーナスマイル、ダイニングキャッシュバック、POWER LOUNGE PREMIUMは、American Express公式のリニューアル案内で確認できます。

ANAアメックスゴールドのポイント有効期限は、American Express公式のポイント有効期限案内で確認できます。

2026年9月2日13:00〜11月4日の新規入会キャンペーンは、ANA公式のキャンペーン案内で確認できます。

ANA JCBワイドゴールドの年会費・カード特典はJCB公式のANA JCBカード案内、J-POINTボーナスはJCB公式のJ-POINTボーナス案内、J-POINTの有効期限はJCB公式のJ-POINTの仕組み、J-POINTからANAマイルへの交換はJCB公式のANAマイレージクラブ案内で確認できます。

LoungeKeyの利用料金と代替ラウンジ飲食店の仕組みはJCB公式のラウンジ・キー案内、ANA JCBワイドゴールドの海外旅行傷害保険はJCB公式の付帯保険案内で確認できます。

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