マリオットポイント(Marriott Bonvoyポイント)をUAマイルへ移行すると、2026年6月1日から6月30日まで、25%のボーナスマイルが付くキャンペーンが開始されています。UAマイルは、ユナイテッド航空のマイルプログラム「United MileagePlus」で使うマイルです。
キャンペーンが始まると、「今のうちに移しておいた方がいいのでは」と感じやすくなります。ただ、マリオットポイントにはホテルで使うという強い選択肢があります。増量キャンペーンだけを見て動く前に、自分のポイントをホテルで使う場合と、UAマイルへ移す場合を比べておくことが大事です。
この記事では、2026年6月開始後の条件を踏まえて、60,000マリオットポイントを例に、ホテル利用とUAマイル移行の考え方を整理します。結論から言うと、「増量中だから移行が正解」とは決めつけません。ホテルで使いにくいポイントがあり、UAマイルで取りたい特典航空券が見えている時に、移行を検討するのが現実的です。
まず結論から
- マリオット系列ホテルでお得に泊まれる予定があるなら、ポイントは残す
- ホテルで使いにくい時は、UAマイルへの移行も検討できる
- 2026年6月の25%増量中は、通常時よりUAマイル移行を比較しやすい
- 60,000ポイント移行なら、通常30,000 UAマイルが、キャンペーン適用後は35,000 UAマイルになる計算
- ただし、移行前にキャンペーン登録と特典航空券の空席確認を済ませる
マリオットポイントは、基本的にはホテルで使いやすいポイントです。特に、家族旅行や繁忙期の宿泊、現金価格が高いホテルで使えるなら、無理にマイルへ移す必要はありません。
一方で、手元のマリオットポイントをホテルで使う予定がなく、UAマイルで取りたい特典航空券が見えているなら、キャンペーン中の移行を検討する余地があります。
キャンペーン概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| キャンペーン内容 | 対象ホテルプログラムのポイントからMileagePlusマイルへの移行で25%増量 |
| 対象期間 | 2026年6月1日〜6月30日 |
| 主な対象 | Marriott Bonvoyなどの対象ホテルプログラム |
| ボーナス上限 | 最大25,000ボーナスマイル |
| 登録要否 | 事前登録が必要(MileagePlus番号で登録) |
| 通常移行例(60,000pt) | 60,000マリオットポイント → 30,000 UAマイル |
| 25%増量時の移行例(60,000pt) | 60,000マリオットポイント → 35,000 UAマイル |
| 追加されるキャンペーン分 | +5,000 UAマイル |
| ボーナス反映時期 | 2026年9月30日までの見込み |
| 通常マイルの反映 | ホテルプログラム側の移行処理により反映時期が異なる |
| 注意点 | 60,000pt移行ごとの通常10,000マイルボーナスは、25%増量の計算対象に含まれない |
| もう一つの注意点 | 移行後はマリオットポイントに戻せない |
移行前には、ユナイテッド航空公式サイトのキャンペーンページで登録を済ませます。登録前に移行してしまうと、キャンペーンボーナスの対象にならない可能性があります。
日本時間で手続きする場合は、米国時間とのずれもあります。登録完了画面や登録完了メールを確認してから、Marriott側でポイント移行に進む方が安全です。
通常のポイント移行条件については、Marriott公式サイトでも確認できます。Marriott公式サイトでは、Marriott Bonvoyポイントを多くの航空会社へ3:1で移行でき、United MileagePlusへの移行では60,000ポイントごとに10,000ボーナスマイルが付くことが案内されています。
移行前に確認する公式ページ
まずユナイテッド航空公式のキャンペーンページで登録し、その後にMarriott公式サイトからポイント移行へ進みます。通常の3:1移行、60,000ポイントごとのUnited向け10,000ボーナスマイル、1日の移行上限はMarriott公式の移行ページでも確認できます。
開始後に見直した更新ポイント
開始前の記事では「予定」として整理していましたが、キャンペーン開始後は、登録・移行タイミング・上限の見方まで含めて確認する必要があります。特に、25%増量の対象が「60,000ポイント移行時の通常10,000マイルボーナスを含んだ30,000マイル全体」ではない点は、移行前に押さえておきたいところです。
| 確認項目 | 今回の見方 |
|---|---|
| 登録 | キャンペーンページでMileagePlus番号を登録してから移行する |
| 60,000pt移行 | 通常30,000マイル、キャンペーン適用後35,000マイル |
| 25%増量の対象 | 3:1で移行される基本マイル部分。60,000ptごとの通常10,000ボーナスは対象外 |
| 上限 | キャンペーン分のボーナスは最大25,000マイル |
| 大量移行 | 上限まで狙うと300,000ポイント規模になるため、使い道が見えていない移行は避ける |
この記事では、上限まで攻めるよりも、まず60,000ポイント単位で「ホテルで使う価値を手放してよいか」を判断する方針で整理します。
60,000マリオットポイントをホテルで使う場合
マリオットポイントは、まずホテルで使えるかを確認する、というのが私の基本的な考え方です。
60,000マリオットポイントでどの程度の宿泊ができるかは、ホテル、日付、空室状況、必要ポイント数によって大きく変わります。東南アジアなど比較的ポイント宿泊しやすいエリアでは複数泊に届くこともありますし、日本や欧米の高単価なホテルでは1泊分に近い水準になることもあります。
ここでは比較のために、60,000ポイントを「約6万円相当のホテル宿泊に使えるケースがある」と仮置きします。ただし、これは固定の価値ではありません。実際には、宿泊日ごとの必要ポイント数と現金価格を見て、自分の旅程で判断する必要があります。
こんな時は、マリオットポイントをホテルで使う方が自然です。
- 年内にマリオット系列のホテルに泊まる予定がある
- ポイントを使いたい旅行先にマリオット系列がある
- 家族旅行でホテル代をポイントで下げたい
- 現金価格が高い時期の宿泊にポイントを使える
- ホテルで使う方が、自分の旅行全体の支出を下げやすい
ホテルで使える見込みがあるなら、無理にUAマイルへ移す必要はありません。マリオットポイントを残す判断は、かなり現実的です。
60,000マリオットポイントをUAマイルへ移行する場合
マリオットポイントは通常、多くの航空会社へ3ポイントで1マイルの比率で移行できます。United MileagePlusについては、Marriott BonvoyとUnited MileagePlusの提携により、60,000ポイント移行するごとに10,000マイルの通常ボーナスが追加されます。
通常時の60,000ポイント移行は、次の計算です。
- ベース: 60,000 ÷ 3 = 20,000 UAマイル
- 60,000ポイント移行ごとの通常ボーナス: +10,000 UAマイル
- 合計: 30,000 UAマイル
25%増量キャンペーン時の60,000ポイント移行は、次の計算です。
- ベース20,000マイルに25%増量: 20,000 × 1.25 = 25,000 UAマイル
- 60,000ポイント移行ごとの通常ボーナス(増量対象外): +10,000 UAマイル
- 合計: 35,000 UAマイル
追加されるキャンペーン分のボーナスマイルは5,000 UAマイルです。
ここで大事なのは、25%増量が「30,000マイル全体」にかかるわけではない点です。60,000ポイント移行ごとの通常10,000マイルボーナスは、25%増量の計算対象外です。
ポイント数ごとに見ると、今回のキャンペーンでは次のように考えられます。
| 移行するマリオットポイント | 基本マイル | 通常ボーナス | キャンペーン分 | 合計UAマイル |
|---|---|---|---|---|
| 60,000pt | 20,000 | 10,000 | 5,000 | 35,000 |
| 120,000pt | 40,000 | 20,000 | 10,000 | 70,000 |
| 180,000pt | 60,000 | 30,000 | 15,000 | 105,000 |
| 240,000pt | 80,000 | 40,000 | 20,000 | 140,000 |
| 300,000pt | 100,000 | 50,000 | 25,000 | 175,000 |
300,000ポイントまで移すとキャンペーン分の上限に届く計算ですが、上限まで移すことをこの記事では積極的にはすすめません。UAマイルの使い道が決まっていないまま大量に移すと、ホテルで使える選択肢を大きく減らしてしまうからです。
通常時とキャンペーン時の違い
ホテルで使う価値を一例として約6万円相当と仮置きし、UAマイルと比べてみます。
| 通常時 | 25%増量時 | |
|---|---|---|
| 受け取るUAマイル | 30,000マイル | 35,000マイル |
| 1マイル2円で使えた場合 | 約6万円相当 | 約7万円相当 |
| ホテルで約6万円相当と比べると | ほぼ同水準 | 約1万円上回る |
これはあくまで単純計算です。実際には、航空券の現金価格、必要マイル数、空席の有無、空港税などで変わります。UAマイルの価値は、平均値ではなく「自分が取りたい便でどう使えるか」で決まります。
通常時の30,000マイルでは、1マイルを2円相当で使えないと、ホテルで約6万円相当との比較で見劣りしやすくなります。一方、25%増量時の35,000マイルなら、1マイル約1.7円で使えればホテルで約6万円相当に近づきます。
この差が、キャンペーン時にUAマイルへの移行を検討しやすくなる理由です。

UAマイルの使い道と実際の価値
UAマイルは、ユナイテッド航空便やスターアライアンス加盟航空会社の特典航空券に使えます。日本人旅行者にとっては、燃油サーチャージの扱い、スターアライアンス系の特典航空券に使える点、日本国内線を含むANA便へ使える場面が比較材料になります。
また、UAマイルは有効期限を気にしにくい点も魅力です。ただし、有効期限がないからといって、使い道を決めずに大量移行してよいわけではありません。必要マイル数は変わる可能性があり、特典航空券の空席も常にあるとは限らないからです。
「UAマイルは一般的に何円相当」とだけ見ても、実際の判断には足りません。日本発着の特典航空券では、必要マイル数、空席状況、使えるルート、空港税などが旅程ごとに変わります。
移行前にやることはシンプルです。
- ユナイテッド航空公式サイトで取りたい便を検索する
- 必要マイル数を確認する
- 同じ便または近い便の現金価格を見る
- 空席が本当にあるか確認する
- 移行後にすぐ使う予定があるか考える
移行してから使い道を考えるより、使い道が見えてから移行する方が失敗しにくいです。
昨年との比較
United MileagePlusでは、過去にもホテルポイントからの移行で25%増量キャンペーンが行われています。競合記事でも、2026年は6月開催である点、ボーナス上限が25,000マイルである点、60,000ポイントごとの通常10,000マイルボーナスは25%増量の対象外である点が整理されています。
ここで重要なのは、「以前も似たキャンペーンがあったから、条件も同じ」と考えないことです。対象期間、登録要件、ボーナス上限、ボーナスマイルの反映時期、25%増量の対象範囲は、キャンペーンごとに確認します。
今回の記事では、開始後の条件として、60,000ポイント移行なら35,000 UAマイル、300,000ポイント移行ならキャンペーン分の上限25,000マイルに届く、という形で整理しました。ただし、上限まで移すよりも、自分が使う予定のある範囲に留めるのが現実的です。
マリオットポイントを残した方がよい人
こんな場合は、マリオットポイントをホテルで使う方が合っていると思います。
- マリオット系列ホテルでお得に泊まれる旅行予定がある
- ポイントを使えるマリオット系列ホテルが旅程に入っている
- UAマイルの使い道がまだ決まっていない
- ユナイテッド航空公式サイトで取りたい特典航空券の空席を確認していない
- 家族旅行でホテル代を下げる方が優先度が高い
- 移行後にしばらく使う予定がない
マリオットポイントを残す選択肢を軽く見る必要はありません。ホテルで使いやすい環境にあるなら、それが自然な使い道です。
UAマイルへの移行を検討してよい人
逆に、こんな場合はUAマイルへの移行を考えてもよいと思います。
- マリオットポイントをホテルで使いにくい状況にある
- ユナイテッド航空便またはスターアライアンス系の特典航空券を取りたい
- ユナイテッド航空公式サイトで目当ての便の空席が確認できている
- キャンペーン登録を済ませてから移行できる
- 1マイルを2円前後以上で使える見込みがある
- ホテル代より航空券の現金価格を下げることに価値を感じる
- マリオットポイントの残高が多く、ホテル利用分を残した上でまだ余裕がある
「ホテルで使いにくい分をマイルへ」という考え方は、マリオットポイントを無駄にしない判断としてあり得ます。
私の場合
私はマリオットポイントをホテル利用に重く見ています。マリオット系列への宿泊経験が多く、ポイントをホテルで使う機会がある程度あるため、まずホテルで使えるかを確認する、というのが基本姿勢です。
一方で、ホテルで使いにくい分については、UAマイルを移行先の一つとして考えています。MileagePlusセゾンカードも保有しており、UAマイルは「使える特典航空券が見つかった時のために持つ出口」として位置づけています。
今回のキャンペーンも、ホテルで使い切れないポイントがある場合や、ユナイテッド航空経由でスターアライアンスの特典航空券を狙っている場合は、検討する価値があると思っています。
ホテル宿泊でポイントを使える予定がある時は、航空会社マイルへ急いで移行するより、まず宿泊先の現金価格と必要ポイント数を見ます。ホテル代を下げられると、旅行全体の支出がかなり読みやすくなるからです。
ただし、「25%増量だから移してしまおう」とは考えません。増える5,000マイルだけを見るのではなく、60,000マリオットポイントをホテルで使う価値を手放してよいかを先に考えます。
まとめ
マリオットポイント→UAマイルの25%増量キャンペーンは、ホテル利用との比較で考えます。
- ホテルで使えるなら残す。マリオットポイントはホテルで強い
- ホテルで使いにくい時は、UAマイルへの移行も選択肢
- 60,000ポイントの場合、25%増量時に35,000 UAマイルを受け取れる
- 300,000ポイントまで移すとキャンペーン分の上限25,000マイルに届く計算だが、大量移行は使い道が決まっている場合だけにする
- UAマイルを1マイル2円前後で使えれば、ホテル約6万円相当を上回る可能性がある
- ただし実際の価値は、取りたい特典航空券の必要マイル数・現金価格・空席状況で変わる
最終的に判断するのは、「移行後のUAマイルを実際に何円相当で使えるか」です。それはユナイテッド航空公式サイトで取りたい便を検索して確かめるのが一番確実です。
移行を検討する場合は、事前登録を忘れずに。登録前に移行してしまうと、キャンペーン分のボーナスマイルを受け取れない可能性があります。
キャンペーン詳細・登録は、ユナイテッド航空公式サイトのキャンペーンページから確認できます。移行後はマリオットポイントへ戻せないため、登録完了と特典航空券の使い道を確認してから手続きに進みます。
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UAマイルの使い道や、マリオットポイントをホテルで使う判断もあわせて確認しておくと、UAマイルへ移行するか、マリオットポイントとして残すかを決めやすくなります。





