JAL・Visaカード/JAL・Mastercardの海外事務手数料は税込3.63%据え置きです。JAL アメリカン・エキスプレス・カードは2027年1月ご請求分から3.43%へ改定されます。
ここまで調べている方は、JALカードでマイルを貯めるだけでなく、海外でカードを使ったときの手数料まで含めて支払い方法を選ぼうとしているはずです。
三菱UFJニコス公式のお知らせでは、外貨でのショッピング利用代金を円貨へ換算するための事務処理手数料が改定され、Visa / Mastercardは3.50%(税込3.85%)から4.09%(税込4.50%)へ上がると案内されています。
2026年11月6日/16日という適用開始日は、一般のNICOSカード/三菱UFJカード向けです。JAL アメリカン・エキスプレス・カードにはこの日付を当てはめません。
この改定は、三菱UFJニコスのカードだけでなく、JALカードを海外で使っている人にも影響する場合があります。
JALカードは国際ブランドによって海外利用時の手数料が異なります。カード裏面や会員ページに加え、JALカード公式の海外利用案内で、自分のカードの手数料を確認します。
JALマイルを貯めたい人でも、海外旅行中のカフェ、スーパー、ドラッグストア、交通系タッチ決済まで全部JALカードへ寄せません。
海外旅行中の少額決済はRevolutへ寄せます。IDAREは海外決済用に追加チャージせず、手元の残高を整理します。
三菱UFJニコスの改定対象Visa/Mastercardは税込4.50%へ
最初に金額へ影響するのは、Visa / Mastercardの外貨ショッピング時の事務処理手数料です。
三菱UFJニコスの今回の改定対象となるVisa/Mastercardは税込4.50%です。一部カードは対象外で、JALカードには別注記があるため、同じ4.50%として一律には扱いません。
税込4.50%のカードで外貨建て5万円相当を使うと、手数料部分は2,250円です。10万円相当なら4,500円です。
海外旅行では、朝のカフェ、スーパー、ドラッグストア、駅やバスでのタッチ決済というように、少額の支払いを何度も行います。1回ごとの金額は小さくても、旅行中に繰り返しカードを出すと、帰国後の明細で手数料の積み上がりに気づくことがあります。
JALカードは種類ごとに海外事務手数料を確認する
自分のカードが今回の改定対象に入るかどうかは、次の3か所が判断材料になります。
- カード裏面に書かれている発行会社・問い合わせ先
- 会員ページに表示されている外貨ショッピング時の事務処理手数料
- 三菱UFJニコスまたはJALカード側の公式お知らせ
ここを曖昧にしたまま、「JALカードは全部4.50%になる」と決めつけるのは避けます。JALカードには、Visa、Mastercard、JCB、JALカードSuicaなどがあり、同じJALカードという名前でも、発行会社や外貨ショッピング時の事務処理手数料が違う場合があります。
まず自分のカードの扱いを分け、そのうえで海外旅行中の少額決済をどのカードで払うかを決めます。
三菱UFJニコス公式お知らせの要点
海外旅行中の支払い分担に関係する条件は、国際ブランドとカード種類で異なります。
- Visa / Mastercard: 改定後は税込4.50%
- NICOSカード会員: 2026年11月6日(金)利用分から
- 三菱UFJカード会員: 2026年11月16日(月)利用分から
- 一部のカードは対象外
- 開始日前の利用でも、売上データの受信日などにより新手数料になる場合があります
- JAL・Visaカード/JAL・Mastercard:税込3.63%のまま
- JAL アメリカン・エキスプレス・カード:2027年1月ご請求分から税込3.43%
JALマイル目的でも、少額決済まで全部寄せない
JALマイルを貯めたい人ほど、海外でもJALカードを出したくなります。ショッピングマイル・プレミアムに入っている場合、日常決済をJALカードへ寄せる人は多いはずです。私も、JALマイルを貯めるためにカードを選ぶ場面はあります。
ただし、海外旅行中の少額決済まで全部JALカードへ寄せるかは別です。カフェ、スーパー、ドラッグストア、交通系タッチ決済のような支払いは、1回あたりの金額は小さくても回数が増えます。そこまでJALカードに寄せると、少額の支払いにも外貨ショッピング時の事務処理手数料が乗り、帰国後の明細で手数料部分が積み上がります。
私なら、JALカードは次のような場面に残します。
- ホテルのデポジット
- ホテル、鉄道、バスのオンライン予約
- プリペイドカードが通らない店
- AMEXやJCBが通らず、Visa / Mastercardのクレジットカードが必要な店
一方で、カフェ、スーパー、ドラッグストア、交通系タッチ決済では、Revolutを使い、JALカードへ全部寄せない形にします。IDAREは海外決済用に残すのではなく、残高整理の対象として考えます。
海外の少額決済ではRevolutを優先する
以前の私の海外旅行中の少額決済では、IDAREを先に出していました。ただ、ランク導入後のIDAREは条件が変わるため、これから海外事務手数料を抑える目的で選ぶなら、Revolutを優先します。
Revolutを先に使うのは、次のような少額決済です。
- カフェでコーヒーや軽食を買う
- スーパーで水、パン、果物、日用品を買う
- Bootsのようなドラッグストアで薬やサポーターを買う
- 地下鉄やバスでタッチ決済する
- ミュージアムショップで小さなお土産を買う
こうした支払いでは、ホテルのデポジットほど大きな信用枠は必要ありません。JALカードや三菱UFJニコス系カードの外貨ショッピング時の事務処理手数料を毎回払いたくない支払いでは、Revolutへ寄せる方が整理しやすくなります。
IDAREには、海外決済のために追加チャージしません。これから大きな残高を作るより、残っている分をどう使い切るかを先に決めます。
Revolutへ寄せるといっても、Revolutだけで海外旅行中の支払いを済ませようとはしません。私自身、鉄道やバスのチケット予約でデビットカードやプリペイドカードが使えなかったことがあります。ホテルのデポジットやオンライン予約でも通らないことがあります。
無料のStandardプランでは、月次サイクルで30万円相当までの両替(カード決済時の自動両替を含む)は、外国為替市場の営業時間内なら追加の為替手数料なしです。30万円を超えた部分は0.5%、営業時間外の両替には1%の追加手数料がかかります。Premium/Metalは条件が異なるため、利用前にアプリで自分のプランと残りの無料枠を確認します。
なお、Revolutはチャージ方法によって入金手数料が異なります。国内発行カードでは、Visaクレジット/プリペイドは1.7%、Mastercardプリペイドは1.3%で、VisaデビットやMastercardクレジット/デビットは原則無料です(海外発行・法人カードなどを除く)。海外決済コストは、両替手数料だけでなく自分の入金方法も含めて比べます。
支払いは「少額決済はRevolut、IDAREは残高整理」と分けます。三菱UFJニコス系カードやJALカードの手数料を避けたい支払いはRevolutへ寄せ、Visa/Mastercardのクレジットカードはホテルのデポジットや鉄道・バス予約などに残します。
Revolutを使い始める場合は、公式サイトで現在のサービス内容とアカウント開設方法を確認できます。
IDAREは、海外決済用の新しい残高を作るよりも、まず手元の残高をどう整理するかを決める方が安全です。
Wiseは海外送金用。旅行中の少額決済では最初に出さない
Wiseは、海外送金、外貨口座、海外からの入金などで使う場面があります。ただ、ここで決めたいのは海外送金ではなく、海外旅行中の少額決済です。その場面では、私はWiseを最初に出しません。
少額決済はRevolut、IDAREは残高整理、Wiseは海外送金・外貨管理、という区分けで考えます。
「紹介記事が多いから」「有名だから」という理由だけで選ぶと、自分の旅行中の支払い場面とずれます。少額決済用のカードを選ぶときは、カフェ、スーパー、交通系タッチ決済で何回カードを出すか、どの通貨で払うか、アプリで手数料条件を把握しやすいかまで比べます。
デビット/プリペイドだけで海外旅行を組まない
三菱UFJニコスの改定対象Visa/Mastercardが税込4.50%へ上がっても、海外旅行中の支払いをRevolutだけにはしません。
ホテルのデポジット、鉄道・バス予約、プリペイドカードが通らない店では、Visa または Mastercardのクレジットカードを残します。私自身、鉄道やバスのチケット予約でプリペイドカードが使えなかったことがあり、ホテルのデポジットやオンライン予約でも通らない場面があります。AMEXやJCBが使えない店もあります。
そのため、海外旅行では、VisaまたはMastercardのクレジットカードを1枚以上残します。サブカードがまだないなら、一般カードから始められるエポスカードも比較対象になります。
私の使い分けは次の通りです。
| 支払い・利用場面 | 使うカード・サービス |
|---|---|
| カフェ | Revolut |
| スーパー | Revolut |
| ドラッグストア | Revolut |
| 交通系タッチ決済 | Revolut |
| Revolutが通らない店 | Visa / Mastercardのクレジットカード |
| ホテルのデポジット | Visa / Mastercardのクレジットカード |
| 鉄道・バスのオンライン予約 | Visa / Mastercardのクレジットカード |
| AMEXやJCBが通らない店 | Visa / Mastercardのクレジットカード |
| マイルを貯めたい予約・デポジット | JALカード |
| 海外送金・外貨管理 | Wise |
ただし、LSPを狙う人は別軸です。海外事務手数料対策ではRevolutへ寄せつつ、JALマイルやLife Statusポイントを積み上げたい場合は、JAL PayとJAL NEOBANKを組み合わせる選択肢も残ります。
JAL PayやJALカードを海外で出す場面まで含めて整理する場合は、JAL Pay海外支払いとRevolutを比較した記事もあわせて見ると、JALマイル・LSP・手数料のバランスを分けやすくなります。
JAL NEOBANK側のLSPやコスト感まで見る場合は、JAL NEOBANKのプレミアム預金をどう判断するかも別記事で整理しています。
まとめ:JALカード利用者も、少額決済は分けてよい
三菱UFJニコスの改定対象Visa/Mastercardは、外貨ショッピング時の事務処理手数料が税込4.50%へ改定されます。一方、JAL・Visaカード/JAL・Mastercardは3.63%据え置きです。JAL アメリカン・エキスプレス・カードは2027年1月ご請求分から3.43%へ改定されます。
JALマイルを貯めたい人でも、海外旅行中の支払いを全部JALカードへ寄せる必要はありません。私の場合は、カフェ、スーパー、ドラッグストア、交通系タッチ決済では、Revolutを使います。IDAREは海外決済用ではなく残高整理へ回し、Wiseは海外送金・外貨管理で使うものとして残します。
ホテルのデポジット、鉄道・バス予約、プリペイドカードが通らない場面では、Visa または Mastercardのクレジットカードを残します。
手数料が乗る支払いを減らすなら、カードを1枚に寄せません。少額決済・予約・デポジット・プリペイド不可の場面で、出すカードを分けます。海外少額決済はRevolutへ寄せ、すでにあるIDARE残高は国内の支払いへ戻す、と分けて考えると、改定後も整理しやすくなります。
関連記事:IDARE残高の整理と海外用カード構成
IDARE残高の使い切り方や海外用カード構成まで見直すなら、次の記事が役立ちます。必要なテーマだけ選んでください。
IDARE残高をPayPay、Suica、通信費、サブスクなどの国内支払いへ戻す出口まで考えるなら、ワンバンクルートの記事へ進むと整理しやすくなります。
IDARE条件変更後に、なぜ海外決済をRevolutへ寄せる判断に変えるのかをもう少し詳しく見たい場合は、ランク導入後の比較記事で整理しています。
海外旅行中の少額決済だけでなく、チャージ先やカード構成まで見直す場合は、次のページへ進むと全体像を整理しやすくなります。











