JALカードを使っている人にとって、「JAL Pay・JALカードチャージプログラム」は、JALカード利用に加えて月1Life Statusポイントを追加で狙えるのが魅力です。
条件は、JALカードからJAL Payへ毎月4万円以上チャージし、同じ月にApple PayまたはGoogle PayでJAL Payを1回以上使うこと。条件を満たすと、各月1Life Statusポイントが積算されます。
ただし、おいしいのは「月1LSPが追加で貯まる」部分で、JAL Payへ入れた4万円はあとで使い切る必要があります。JALカードでそのまま払えば1回で済む支払いも、JAL Payを挟むと「チャージする」「Apple PayまたはGoogle Payで使う」「残高を使う」という手間が増えます。
「JAL Payに4万円入れるとお得か」ではなく、JALカードで直接4万円使う場合とJAL Payを経由して使う場合とで、JALマイル・LSP・コストがどう変わるかを比べます。
結論:月4万円の使い道があるなら、月1LSP追加を前向きに拾える
月4万円の使い道が決まっているなら、JAL Pay・JALカードチャージプログラムで月1LSP追加を前向きに拾いやすくなります。
向いているのは、次のような人です。
| 向いている人 | 理由 |
|---|---|
| JALカードをすでに使っている人 | 追加でJAL Payを組み合わせやすい |
| Apple Pay / Google PayでJAL Payを使える人 | プログラム条件を満たしやすい |
| 月4万円をJAL Pay経由で使える人 | 残高を余らせにくい |
| JALマイルだけでなくLSPも意識したい人 | 月1LSPの上乗せを狙える |
| チャージ日と利用日を管理できる人 | 条件漏れを防ぎやすい |
一方で、JAL Pay残高を使う先が決まっていない人、JALカード特約店で直接カード決済する機会が多い人、海外決済のメインをJAL Payにしようとしている人は、慎重に考えた方がよいです。
判断の目安は次の通りです。
| 使い方 | 判定 |
|---|---|
| JAL Payで国内決済に自然に使える | 候補 |
| JAL Pay→ANA Payなど、その先の使い道がある | 候補 |
| JALカード特約店で使う予定がある | JALカード直接決済を優先 |
| 海外利用で月4万円を使う | 主ルートにしない |
| 海外でJAL Payを使う | 帰国後特典狙いで少額1回にとどめる |
筆者は、JALカードからJAL Payへ4万円以上チャージしたうえで、JAL PayからANA Payへ25,000円、IDAREへ15,000円を分けて使う想定です。
海外決済コストを避けながら月1LSP追加を拾うための運用です。
公式情報の確認先
条件と注意点を改めて整理すると、次のとおりです。
- プログラム期間:2026年6月10日〜2027年3月31日
- 条件:JALカードからJAL Payへ月4万円以上チャージ
- 条件:同月にApple PayまたはGoogle PayでJAL Payを1回以上利用
- 対象利用:店頭タッチ決済、またはApple Pay経由でのオンライン決済
- 月上限:1Life Statusポイント
- 積算時期:条件達成月の3カ月後の月末
- 注意:楽Pay登録中のJALカードからのチャージは対象外
- 注意:JAL AMEX、法人カード、JALダイナース ビジネス・アカウントカードなどは対象外
- 注意:ANA Pay / IDAREは1,000円=1マイルの積算
公式情報:JAL Pay・JALカードチャージプログラム / 基本マイル積算率およびマイル積算率が異なる利用 / JAL PayマイルUPプログラム
プログラム条件は「4万円チャージ+Apple Pay / Google Pay利用」
JAL Pay・JALカードチャージプログラムでまず押さえたいのは、チャージと利用がセットになっている点です。
4万円をJAL Payに入れるだけではなく、同じ月にJAL PayをApple PayまたはGoogle Payで使う必要があります。
ここで使いやすいのが、JAL PayからANA PayへのApple Payチャージです。
JAL PayからANA PayへApple Pay経由でチャージする運用なら、JAL公式が条件として示している「Apple Pay経由でのオンライン決済」に当てはめやすく、月内のJAL Pay利用条件を満たす使い方として扱いやすいです。
筆者の使い方例は次の流れです。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1 | JALカードからJAL Payへ4万円以上チャージ |
| 2 | JAL PayからANA PayへApple Pay経由で25,000円チャージ |
| 3 | 残りをIDAREなどへ分けて使う |
| 4 | JALカードチャージプログラム分の月1LSPを狙う |
JAL Pay→ANA Payは、JAL Pay残高を後段へ流す使い方として扱いやすいです。
ただし、JAL Pay→ANA Payのマイル積算率は、通常のJAL Pay国内決済0.5%ではありません。
ANA PayやIDAREは、JAL Payの基本マイル積算率とは異なり、1,000円=1マイルの積算です。そのため、JAL Pay→ANA PayやJAL Pay→IDAREは、月1LSP条件を満たす使い道にはなりますが、JALマイルを大きく増やす使い方ではありません。
JALカードで4万円使う場合と、JAL Payを挟む場合の違い
このプログラムで大事なのは、JALカード直接決済とJAL Pay経由を、同じ金額で比べることです。
ここでは、LSPを比較するために400マイル=1LSPとして換算します。1LSP未満を0に切り捨てると差が分かりにくいため、獲得マイル÷400を小数点のまま示します。
たとえば、200マイルなら0.5LSP、40マイルなら0.1LSPです。
なお、この比較表では、JAL Payの基本積算分だけを400マイル=1LSPとして換算しています。JAL Payステップの増量分や各種ボーナスは、条件が変わるため別枠で考えます。
ここでは、ショッピングマイル・プレミアムをSMPと表記します。
| 4万円の使い方 | JALマイル | LSP換算 | チャージプログラム分 | 合計LSP換算 | 判断 |
|---|---|---|---|---|---|
| JALカード通常利用・SMPなし | 200マイル | 0.5LSP | なし | 0.5LSP | シンプル |
| JALカード通常利用・SMPあり | 400マイル | 1.0LSP | なし | 1.0LSP | マイル重視なら基本 |
| JALカード特約店・SMPあり | 800マイル | 2.0LSP | なし | 2.0LSP | 特約店なら強い |
| JALカード→JAL Pay→国内通常利用 | 200マイル | 0.5LSP | 1.0LSP | 1.5LSP | 国内で使い切れる人向け |
| JALカード→JAL Pay→ANA Pay 25,000円+IDARE 15,000円 | 40マイル | 0.1LSP | 1.0LSP | 1.1LSP | 筆者の運用例 |
| JALカード→JAL Pay→海外利用4万円 | 480マイル | 1.2LSP | 1.0LSP | 2.2LSP | LSPは高いが主ルートにしない |
比較表では、読者が迷いやすい代表パターンに絞っています。特約店やキャンペーンの細かい条件は、実際の支払い先によって変わります。
JAL Payを挟むと、JALカードチャージプログラム分の1LSPを足せるため、LSPは増やしやすくなります。一方で、JALマイルだけで比べると、JALカード直接決済が強い場面もあります。
特にJALカード特約店では、JALカード+SMPが強いです。何でもJAL Payへ寄せるのではなく、特約店や高額決済はJALカード、JAL Payで使いやすい支払いはJAL Pay、と分けた方が続けやすくなります。
JALカード、JAL Pay、JMB WAON、JALカードSuicaをまとめて比較したい場合は、別記事で整理しています。どの支払い方法に寄せるか迷う場合は、先に全体像を押さえてから、この月4万円ルートを考える方が判断しやすいです。
筆者はANA Pay 25,000円、IDARE 15,000円に分けて使う
筆者は、JALカードからJAL Payへ4万円以上チャージしたうえで、次のように分けて使う想定です。
| 使い道 | 金額 | JAL Pay側のマイル | LSP換算 |
|---|---|---|---|
| JAL Pay→ANA Pay(Apple Pay) | 25,000円 | 25マイル | 0.0625LSP |
| JAL Pay→IDARE | 15,000円 | 15マイル | 0.0375LSP |
| 合計 | 40,000円 | 40マイル | 0.1LSP |
ここに、JALカードチャージプログラム分の1.0LSPを足すと、合計は1.1LSP換算になります。
このルートの目的は、JALマイルを大きく増やすことではありません。
主な目的は次の3つです。
| 目的 | 内容 |
|---|---|
| 月1LSPを拾う | JALカード→JAL Pay 4万円+Apple Pay利用条件を満たす |
| 海外決済コストを避ける | JAL Pay海外利用で4万円を使わない |
| 残高を分けて使う | ANA Pay、IDARE方面へ分ける |
JAL Pay→ANA PayはApple Pay経由で使えるため、月内にJAL Payを1回使う条件を満たすうえで扱いやすいルートです。
JAL公式では、JAL Payステップについて、ANA Pay、au PAY、ICOCA、IDARE、nanaco、PASMO、Suica、WAON、くまモン!Pay、バンドルカード、ワンバンク、VポイントPayは、利用金額・利用回数のカウント対象外と案内されています。そのため、IDAREはJAL Payステップの回数稼ぎではなく、JAL Pay残高を分けて使うための候補として扱います。
JAL Payステップとは別枠で、月1LSPに絞って考える
JAL Payには、JAL Payステップ、JAL Pay帰国後特典、JAL NEOBANK外貨預金特典など、マイル積算率を上げる仕組みがあります。
ただし、ここで軸にするのは、JAL Payステップを最大まで上げることではなく、JALカードからJAL Payへ月4万円以上チャージし、Apple PayまたはGoogle Payで1回以上使うことで月1LSPを追加で拾うことです。
JAL Payステップを本気で狙う場合は、利用回数、利用金額、チャージ金額の条件を別に確認する必要があります。Step5では、利用回数20回以上、利用金額50,000円以上、チャージ金額50,000円以上が必要です。
一方で、今回の月1LSPルートは、JAL Payステップを最大化しなくても成立します。
筆者の運用例では、JALカードからJAL Payへ4万円以上チャージし、JAL Pay→ANA PayをApple Pay経由で使うことで、JALカードチャージプログラムの条件達成を狙います。
ここを混ぜると分かりにくくなるので、ここでは次のように分けて考えます。
| 項目 | 扱い |
|---|---|
| JAL Pay・JALカードチャージプログラム | 主役。月1LSPを狙う |
| JAL Payステップ | 参考。最大化は狙わない |
| JAL Pay→ANA Pay | Apple Pay経由の使い道として扱う |
| JAL Pay→IDARE | 残高を分けて使う先として扱う |
| 海外JAL Pay利用 | 月4万円の使い道にはしない |
このように分けておくと、JAL Payを無理に使いすぎず、月1LSP追加のおいしい部分だけを拾いやすくなります。
JAL Pay海外利用は月4万円の使い道にしない
JAL Pay海外利用は、表だけで比べるとかなり強く感じます。
4万円の海外利用なら、基本マイルは480マイル。LSP換算では1.2LSPです。さらにJALカードチャージプログラム分の1.0LSPを足せば、合計2.2LSP換算になります。
ただし、ここで外貨決済コストを抜いてはいけません。
JAL Payは海外事務手数料無料と受け取りやすいですが、実際にはJAL Pay側の提示レートに両替コストが含まれます。さらに、JAL Payの取扱通貨以外で支払う場合は、Mastercardの為替レートに加えて4.0%の海外事務手数料がかかります。
既存記事で確認した例でも、JAL Payの提示レートをもとに比べると、USDやEURでも一定のコストがあり、SGDではさらに大きいコスト感がありました。
そのため、JAL Pay海外利用で月4万円を使うルートは主ルートにしません。
海外決済のメインは、Revolutなど低コストな決済手段を優先します。JAL Payを海外で使うなら、JAL Pay帰国後特典を拾う目的で、海外実店舗で安い買い物を1回だけするくらいが現実的です。
JAL Pay海外利用とRevolutの比較、外貨決済コスト、帰国後特典の考え方は、別記事で詳しく整理しています。海外でJAL Payをメインカードのように使う前に、先にそちらを確認しておくと判断しやすいです。
コース未選択の人は2万円ずつ分ける必要がある
JAL Payへ月4万円チャージする場合、コース設定も確認が必要です。
ショッピング+ATMコースやショッピング専用コースなら、4万円を1回でチャージできます。一方、コース未選択の場合は、1回2万円、1か月5万円までがチャージ上限です。
| JAL Payのコース | JALカードチャージ上限 | 月4万円条件の満たし方 |
|---|---|---|
| コース未選択 | 2万円/回・5万円/月 | 2万円ずつ分けてチャージ |
| ショッピング専用コース | 最大30万円/回 | 1回で4万円チャージ可能 |
| ショッピング+ATMコース | 最大100万円/回 | 1回で4万円チャージ可能 |
コース未選択でも、月4万円条件は満たせます。
ただし、1回2万円までなので、2回に分けてチャージする必要があります。
ここを失念すると、月末にまとめて4万円チャージしようとして、1回の上限に引っかかる可能性があります。コース未選択のまま運用するなら、早めに2万円ずつ分けてチャージしておく方が安全です。
対象外条件も先に確認する
JAL Pay・JALカードチャージプログラムは、どのJALカードでも対象になるわけではありません。
対象外になるカードや条件があります。
| 確認項目 | 判定 |
|---|---|
| JAL AMEX | 対象外 |
| JALカード法人カード | 対象外 |
| JALダイナース ビジネス・アカウントカード | 対象外 |
| 3Dセキュア未適用カード | 対象外 |
| 楽Pay登録中のJALカード | 対象外 |
| 他人名義カード | 対象外 |
ここに該当する場合は、月4万円を動かす前にルートを組み直した方がよいです。
特に、JAL AMEXをメインにしている人は注意が必要です。JALカードと名前が付いていても、このプログラムの対象外に入っています。
JALカード直接決済を残した方がよい場面
JAL Pay・JALカードチャージプログラムが始まると、毎月4万円をJAL Payへ寄せたくなります。
ただ、すべての支払いをJAL Payへ寄せる必要はありません。
むしろ、次のような支払いはJALカード直接決済を残した方が分かりやすいです。
| 支払い | 理由 |
|---|---|
| JALカード特約店 | JALカード+SMPが強い |
| 高額決済 | 決済履歴・補償・管理面でJALカードが分かりやすい |
| 公共料金・固定費 | JAL Payへ寄せにくい場合がある |
| 海外決済 | JAL Payは外貨決済コストに注意 |
| あとで明細確認したい支払い | JALカード直接の方が管理しやすい |
このプログラムは、JALカードをやめてJAL Payへ寄せるものではありません。
JALカードを軸にしながら、月4万円だけJAL Payへ回して、条件を満たせる範囲で月1LSPを追加で取りに行く。これくらいの距離感が、無理なく続けやすいです。
JALカードSuicaや楽天キャッシュ積立など、JALカード側でLSPを積むルートもあります。JAL Payだけに寄せるのではなく、JALカード側の使い道も残しながら考える方が、全体のバランスは取りやすくなります。
まとめ:月4万円の使い道があるなら、月1LSP追加を拾いやすい
JAL Pay・JALカードチャージプログラムは、月1LSP追加を狙いやすい一方で、入れた4万円の使い道まで決めておく必要がある施策です。
判断軸は次の通りです。
| 判断軸 | 結論 |
|---|---|
| JALカード特約店で使う | JALカード直接決済を優先 |
| JAL Payで国内利用できる | JAL Pay経由も候補 |
| ANA PayやIDAREに流す使い道がある | 筆者の運用例として候補 |
| JAL Payステップを上げたい | ここでは対象外 |
| 海外利用で4万円使う | コストが高くなりやすいため主ルートにしない |
| 海外でJAL Payを使う | 帰国後特典狙いで少額1回にとどめる |
筆者は、ANA Payへ25,000円、IDAREへ15,000円に分けて使うことで、海外決済コストを避けながら月1LSPを狙う想定です。JALマイルは大きく増えませんが、JAL Pay残高の使い道が決まっている人には、無理に海外決済へ寄せるより使いやすい運用です。
JAL Payは、LSPを増やすために無理やり使うものではなく、残高を使い切れる範囲で月1LSP追加を拾うものとして考えると失敗しにくいです。
JAL Payだけで判断せず、JALカード側の使い道や海外決済コストもあわせて比べると、月4万円をどこで使うか決めやすくなります。関連する比較記事はこちらにまとめます。





